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【部下はAIじゃない】AIに聞くように部下に質問していないですか?

保育コンサルタントの杉江です。
今回は、

【部下はAIじゃない】AIに聞くように部下に質問していないですか?

というテーマになります。


私が長年感じている違和感が今回のテーマで、今回の結論は、

「部下に仕事上の進捗やトラブルについて聞く時は、部下本人に聞くという事を意識するべき」

と言うことになります。


これはどういう意味か?
分かりづらい部分もありますので説明します。

上司や経営者の方は、部下の方に仕事上の様々な質問をするかと思います。
その際、経営者やリーダーの方々はどの様な聞き方をしていますでしょうか?

以下に例をあげてみたいと思います。


例①「〇〇さん、担当してもらっている▲▲商事の件だけど、色々厳しいこと言われて対応工夫してくれていたよね。その後進捗はどうかな?」

例②「▲▲商事の件、状況どうなってる?いいから結果だけ早く報告して!」


いかがでしょうか?

もちろん、命に関わるなど緊急性の高い職業では、結果を早く伝えなくてはならないですし、言葉が強くなるのはしょうがないという状況もあります。

しかし日常の業務報告や進捗確認の場では、まるでAIに聞くような結果だけ求める聞き方は、個人的には反対です。

部下の皆さんはAIではなく、感情のある一人の人間です。
担当を決めて任せたからには、仮に進捗や状況を聞く時には、今まで担当者にどの様に対応をしてなぜこの様な結果になっているのか?をしっかりと聞いてほしいと個人的には思います。

事業全体が見えている経営者やリーダーの方々には、

「早く結果を知りたい」

「1秒でも早く対応をしたい」

と思い、つい部下の気持ちの受け止めを飛ばしたくなる気持ちはわかります。
しかしこれを繰り返していくと、

「いつも答えだけを聞かれていて、まるでAI扱い。誰がやっても同じではないか?」
「この仕事は自分じゃなくてもいいのではないか?自分は必要ないのではないか?」

とボディーブローの様に徐々にモチベーションが下がっていくリスクがあるかと思います。

主語を「結果」の方にするのではなく、「担当の〇〇さんの業務」にして、【結果が出る様に組織としてサポートをする。】
この事を繰り返すことにより部下が育ち、チームとして結果が出てくるようになると個人的には考えます。

今回は、私が保育業界で経験した違和感について書いてみました。
皆さんはいかがですか?

ここまでお読み頂きありがとうございました!

#保育
#チーム作り
#退職代行
#リーダー
#管理職


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