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【リーダーの仕事は全体像を描く事】目先の結果ばかりにフォーカスするな

保育コンサルタントの杉江です。
さて今回は、

【リーダーの仕事は全体像を描く事】目先の結果ばかりにフォーカスするな

と言うお話になります。


結論

結論はタイトルの通りで、
組織のリーダーは長期的な視点を持ち、全体像を描く事が重要。
目先の結果しか見ず、その結果に対してばかり口を出していると組織は崩壊に向かう。

と言う事になります。

こちらは、前回のnote

に繋がる話しになりますので、よろしければご覧下さい。

本文【全体像を描くことの大切さ】

私の経験から言いますと、これらは長年凝り固まった組織に見られる現象で、今まで何となくうまくいってしまっていたために、現状のやり方でずっと進めようとするバイアスが働いている組織に起こっていると思います。

またその組織のリーダー個人としても将来の危機感を持つことができず(今月の目標達成できないと言う危機感はある)、未来のリスクが予想できずに、そのまま毎日を過ごしてしまう形になってしまっています。

リーダーとしてやるべき仕事は、チームとしての中長期的視点を持ち、
・全体像を描く事
・その全体像を部下に伝え、進む方向を示していく事
・その進む過程で、どの様にしてライバルに勝っていくのか、またどの様なリスクが予想されるのかを考え伝えていく事
・仕事の成果を出せる様、部下の仕事の環境を整える事


この4点に集約されていると、個人的には考えます。

もちろん、日々目まぐるしく変化し先の見えない世の中ですので、リーダーの予想が外れる事も当然考えられます。
ですので違うとなれば、その都度進むべき方向を修正していくべきですし、また部下からの意見や考えも積極的に聞き、ボトムアップでのマネジメントを行っていくべきだと個人的に考えます。

ここで最悪なのは、日々の目標が達成できない事を部下個人や一部署のせいにし、都度指導や叱責を行う事。
こうなると部下はモチベーションを落とし、退職していくなど完全に組織の崩壊に向かいます。

過去のnote、

でも書きました様に、リーダーとしては自責のマインドでチーム全体のこととして捉え、目標達成の為に常に改善していく事が重要だと考えます。

杉江の過去の経験談

ここで私の経験談を一つ。
とある組織に所属していた時、その組織では全体で年間の売り上げの目標が決まっていました。
しかし売り上げを見込んでいたいくつかの話が次々となくなっていき、みるみるうちに年間の見込み売上が減少。
その時多くの所属社員達はその原因について気付いていました。
にも関わらず、心理的安全がないチームの中で、誰も声をあげられる雰囲気になく、更に売り上げが減少していったのです。

その時組織のリーダーの者は何をしていたかというと、毎週の会議で
「とにかく売上が下がっている。何とか売上達成できる様に何とかしなさい」
という、全員が分かっている事を繰り返すばかり。
具体的に策は一切打たずに、目先の結果に口を出すだけで、結果その年の売上達成を逃してしまいました。

私からしたら当たり前の結果にしか思えませんが、当のリーダー本人は全く原因に気付いていないご様子。
もし最初から危機感を持って、将来に向けた策を打っていれば、目標達成していたかもしれません。
また、もし何も思い付かず迷ってしまっていたら、素直に結果を認め部下に教えを求めれば良かったと思います。

策を講じることも、部下に頭を下げることもできないチームのリーダーは、果たしてチームに必要なのでしょうか?私は大きな疑問を感じます。
当然、チームとして崩壊に向かっていったのは言うまでもありません。

皆さんはどの様に考えますか?

ここまでお読み頂きありがとうございました!

👆保育流チーム作りのポイント

・チームリーダーの仕事は、全体像を描く事。毎日の結果に口を出したり、個人を責めることではない!
・将来的なチームのリスクを常に考え、チームが間違えた方向に行かない様にマネジメントを行う!
・部下の職場環境を考え、成果の出る職場の環境を作ることに注力する!


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