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愛犬のおむつ ③しっぽ穴を開ける

ぱぱぱっとした説明

概要:切って貼るだけです。
人用おむつにしっぽの穴を開けて使用します。人用のおむつは実用性に優れ、犬用よりも安価であることが利点です。

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犬用おむつ

しっぽ用の穴が開けられているため、作業が不要です。

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場合により、犬用おむつを使うことも選択肢の一つです。サイズ揃えや可愛いデザインも増えてきました。
犬用おむつは10年前に比べ、進化してきているように感じます。

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「犬用おむつを重ねて使うことで夜間も安心だった」という飼主さんも実際にいらっしゃいました。

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排泄時に漏れるトラブルが無いのであれば、犬用おむつでも充分です。

人用おむつ

老犬ホームや犬の訪問介護で、犬の介護士が使用している物の多くが新生児~高齢者用までの人用おむつです。実用性、サイズ、使用感、デザイン、どれを取ってみても日本製の人用おむつは秀逸です。

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しっぽの穴が開いていないこと、これが実は犬の介護の現場で人用おむつが選ばれる大きな理由の一つとなっていることをご存知でしょうか。
それは、既成品にはない1頭1頭の愛犬に合わせたおむつを作ることが可能になるという点によります。それにより、介護度の進行など犬の状態による変化にも対応できるというわけです。

しっぽ穴作りの道具3つ

必要な道具3つです。
★要介護の生活では道具の扱い方にも注意が必要です

➀テープ(愛犬の口に入らないように、身体・被毛への巻きつきにも注意)
②はさみ(愛犬に当たらないように常に置き場所に注意する)
③ペットシーツ、新聞紙など

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➀はサージカルテープがおすすめです。
指にべたついたりせず、対象をしっかりと固定できます。細やかな作業にもストレス軽減ができ、床ずれパッド作りほか、介護ライフの多くの場面で活躍してくれます。

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③のペットシーツや新聞紙は、下に敷いて作業をすると後始末が楽です。

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くわしく図解してみよう

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ー工程ごとの図解ー
➀開ける場所
②開ける位置
③カットする
④テープ貼り
⑤完成したら
⑥おおらかに

開ける場所

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要介護の犬でよく起こる事例です。後ろ足の付け根上部に、おむつの擦れによって傷ができることがあります。
股ずれの傷がある場合はテープ側にしっぽ穴を作り、おむつを使用します。

※ここでは、しっぽ穴の開け方についてのみに説明を絞り、傷が起こる原因とその対策はおむつトラブルをテーマにする別記事に譲ります。

開ける位置

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何度か作っていると感覚がつかめてきます。定規で測ったりしなくても大丈夫です。だいたいの目星をつけて実際に当ててみるとよいです。

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この目安でウエスト位置までカバーできない、テープ留めがきついなどする場合は、おむつのサイズが合っていないということが考えられます。
愛犬のおむつ➀と②の記事でサイズを確認してみてください。

カットする

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下の図をイメージしてカットします。

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ここでも、しっぽをメジャーで測る必要はありません。できあがったおむつを実際にはかせることで感覚がつかめてきます。愛犬のしっぽをよく見ましょう。

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おむつをはかせたとき、しっぽ穴に指先が入るくらいの余裕を持たせます。痛みや圧迫の原因になるので、きつい場合はしっぽ穴を広げてあげましょう。

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もしも、

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この場合、面倒であれば▲三角部分を表側に折り、テープで貼り付けてしまうのもありです。

シニア犬は突然に下痢をすることがよくあるため、わたしは三角の部分をストッパーの状態で常に残しています。

テープ貼り

カットした切り口にテープを貼ります。
テープで切り口を保護しない場合、中の吸収体がこぼれ出て尿を吸い、その細かな粒が被毛に付着し、取り除きに非常に難儀することがあります。

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完成したら

衛生面を重視したい物なので、いくつか作ったら清潔を保つことに留意して保管します。いつでも取り出せるように、おむつ作り/おむつ替えに使うものはセットにしてまとめておくと便利です。

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ここまでの説明で、おむつのしっぽ穴のイメージができたでしょうか?
絵柄や形も可愛く、できあがるとなかなか嬉しいものです。

おむつは次から次になくなっていくのが実情ですが、そのぶん、しっぽ穴作りが上達していきます。
これを読んでくれたあなたも、愛犬御用達のおむつ職人になる機会が巡ってきたときには、ぜひおむつ作りを楽しんでみてください♬

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おおらかに

鷹揚に、おおらかに、適当感も介護には大事な感覚です。

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そのうちに、ぱぱぱっと作れるようになっていきます。そのためにもまずはトライ。慣れてきても、常にしっぽの着け心地はよく見てあげましょう♬

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今回もモデルはごん太くんです。
お読みくださった方に。
ありがとうございます♬

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