先月、還暦を迎えた。体の弱いこの私が60代とは驚いた。とにかく何とか60年も生きてこられて感謝しかない。 誕生日の日は夫が出張中のこともあり、一人で何をしようかと考えた。そして、どうしてもみたかった映画「PERFECT DAYS」を遠くまで見に行くことにした。映画館で生まれて初めてシニア割引なるものを使った。いつでもお安く見れるのに感激。どんどん使おうと心する。 映画は役所広司さんが演じる、清掃員平山さんの日常が静かに繰り広げられる。日々のルーティンは自分を造る小さ
前から薄々気が付いていたけど、特に不自由を感じないで生きてきた。 理系の子供達は今どきのあれやこれやに強く、夫は趣味でパソコンを組み立てたり、プログラミングをしたり仕事もIT系なのでいろいろ大得意。 こういう家族がいるとほんとうに便利だ。 マイナンバーカード取得もふるさと納税もメルカリ出品も、魔法のように終わっている。東京の医療施設に入所してる母とのオンライン面会も、いつの間にか設定されていて私はパソコン画面の前に座るだけである。なんと便利な世の中なのかとほくそ笑んでいた
夕方、ご近所さんと出会い頭にガチャのカプセルを6個ほど頂いた。 全て電車の駅名の缶バッチのカプセルだった。25回まわしてもレアなカプセルが出なかったそうだ。私は25回と聞いたところで後ずさる。「すごい、そんなに楽しいのか…」特に楽しくもない一日を終えようとしていた私は一撃を食らう。そのご近所さんは60代女子。彼女はまた100円がたまったら、チャレンジしに行くそうだ。手のひらサイズの野望が私も欲しい。
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