20240826 那覇 浦添の海、スマホ無くし事件
晴れときどき雨 30℃くらい
昨日夜更かししたので午前中はぐだぐだしていたら、その間結構な雨も降ってたらしい。
今回はスケジュールの変更があるかもと思ってレンタカーは借りなかったけど気持ちが焦らないし良い選択だった。
お昼すぎやっぱり海を見よう、と思って公共交通機関で行けそうな、でも人が少なそうな所に目星をつけてとりあえず宿を出る。
まずはランチ、栄町の食堂でゴーヤーチャンプルー定食を食べる。あっさり目でとても美味しい。量もちょうどよかった。
食べ終わって、安里駅前のバス停から出発。泡瀬行きに乗って浦添と宜野湾の境くらいの城間で下車。
ここからはレンタサイクルに乗って米軍基地の横をずーっと海辺まで行く。途中通り雨にザーッと当たったけどすぐ乾きそう。
20分くらいで亀瀬海浜公園のあたりに到着。
海沿いに遊歩道がありとても眺めが良い。南の方には雨雲があって雨が降っているのに北側は真っ青な空も見える。泊へ行く船もたくさん見える。しかし、この海の一部が軍港を作るために埋め立てられてしまうらしい。
さらに進むと小さな砂浜と亀瀬御嶽のあたりに着いた。しばし誰もいないビーチで写真を撮ったりぼんやりしたり。
岩場の方へ行くと地元っぽいおじさんがいたのでお話。60代からサイクリングしたりしてる元気な人だった。投網の写真とか見せてくれる。ひとしきり喋ってお別れ。
このあとどうしようかな~と思いつつ自転車でとりあえず浦添城あたりまで行くことに。ひたすら坂を登り、途中で郵便局に寄って切手を購入。
浦添前田の駅前に自転車を返却してゆいレールで安里へ戻り、三線組合に行って欲しかった本を見たり、なかなか触れない高級木材の伝統工芸士作品の三線を試し弾きさせてもらう。
そんなことをしつつ座ってカバンをおろしたときに、そういや、2台目のスマホが見当たらない…と気づく。いったんカバンを全部見たけど無い。今回スマホはずっと2台持ちで、国内、海外と分けていたのだが海外で使っていた方のスマホが行方不明。
あーーやってしまったー。
最後に覚えがあるのは亀瀬の砂浜で写真取った時…とりあえずいままでのルートを、スマホ探しに戻ることに。
可能性としては浜辺、レンタサイクルのカゴ、ゆいレールの中のどれかかだと当たりをつけた。
正直な話、自分は忘れ物、無くし物の類はものすごく多くて小学生のときから通知表にもよく書かれてた。ケータイも財布もパスケースも無くした経験があります…
まずはゆいレールの駅窓口で落とし物がないか聞くが、やはり報告がないとのこと。
交番に行くか迷うけど、一通り探してなかったらにしよう、と思いゆいレールで浦添前田まで戻る。
借りてたレンタサイクルはすでに別の人が乗っていったようで自転車かご内は確認はできず。とりあえず暗くなる前にと思ってタクシーを拾って海の方へ。
運転手さんにも事情を伝えて出発。
Androidの「探す」機能を点けてはみるが反応はなし。うーん…と思いながら考えていると、そういえば落としたスマホはe-simでairoloのグローバルを入れているから、課金したらまた電波が復活するかも!と思いつき、HP経由で1GB購入してみる。
そうしてもういちど「探す」をしてみると、反応アリ!!
全く立ち寄っていない住宅街エリアにあるらしいので誰かが拾ってくれたのだと思う。
タクシーの運転手さんにルートの変更をお願いして、近くへ行くことに。とりあえず画面に「取りに向かうのでその場に置いておいてください」の文字を出しておく。
その後、何度か更新しても場所が動かないのを確認しつつ、近くに到着。お礼を言ってTAXIを降りる。運転手さんめちゃくちゃ親身に心配してくれた。
そして地図とにらめっこしつつあたりを探す。音を鳴らしてみるとなんか聞こえる…!
神経集中させて探すと、とある軽トラの荷台のところにあったぁぁぁぁ!
車の持ち主の人がいないか周囲のお家を見たけど不在の様子。
ちょうどお向かいさんが居られたので事情を伝えたところ、連絡を入れておいてくださるとのこと(さすがに個人情報聞くわけにもいかないのでお願いした)。
感謝です。
スマホにはちょっと砂がついていたので、浜辺に自分が置いてきたのを、たぶん軽トラの人が拾ってくれたのだと思う。あーよかった。
またも近くのレンタサイクルで自転車を借りてゆいレールの古島駅まで行き、ゆいレールで移動したあと安里駅前のスーパーでお土産を買いつつ気持ちを落ち着けてから宿へ帰る。
もうかなりいい時間なので荷物を宿においてから夕飯を食べようと栄町の飲み屋街へ。
お店に入ろうとしてそういえば現金があまりないことを思い出す…聞いてみるとやはりカードは❌️とのこと…海外行くのでキャッシュカードはグラナダで吸い込まれたやつしか持ってなかったんだよー!と凹む。
うーんと考え、今日はいろいろこういう日!と開き直って結局コンビニで人生初のクレカキャッシング…一万円を握って先程のお店に戻る。
このお店は、地元の人御用達の落ち着いたところのようで、ご飯が全部美味しいし、お客さんもちゃんと節度ある感じの人たちでとても良いお店だった。おなかいっぱい食べて宿へと戻った。
世界一周してなんで那覇でいちばん大変なことになるのか…気が抜けていたのでしょう。
はー疲れた一日。
無事に戻ってこられて何より。