スポーツのケアと鍼灸治療〜受傷後のアイシング編
神戸御影鍼灸院
unはさみとおきゅうときどきおはり【アン】
ドジャースの大谷選手の活躍に目が離せない今日この頃ですね!!
私も毎日感動する毎日、朝からたくさん元気をもらっています。
さてさて、そんな大谷選手も右肘よ内側側副靱帯の損傷によりトミージョン手術をしたり、左太ももの肉離れだったりときちんとしたケア、サポートを受けていてもそんなトラブルに見舞われます。
《スポーツの後のアイシング》
そういえば野球選手の肩のアイシング、最近はめっきりテレビでもみかけなくなったと思いませんか?
昔は炎症反応を抑えるためにまずは
スポーツ直後→アイシング
という流れでした。
しかし、今は怪我直後にアイシングをすることで筋肉の修復が遅れるため、アイシングをしない方が損傷した筋肉が早期に回復するとされています。
《筋肉は太く、強く再生していく》
その理由は、スポーツ後使いすぎた筋肉が炎症反応を起こします。その時にマクロファージという白血球が遊走し、活動することによって傷んだ筋肉組織を新しく作りかえる働きをしてくれるのです。
つまり、この炎症反応が起こることによって、新しく筋肉は太く強くなっていきます。
ですのでアイシングをし患部の血流量を制限することは、この白血球の発現、遊走を遅らせ、結果として筋肉の修復作業に遅れが出るということなのです。
今まで、私も患者様にもこのように説明しており、この『受傷後、またスポーツ後アイシング』について最近まで調べることもありませんでした。
しかし、人間の体のメカニズムについての研究は本当にどんどん進化していっています。
最近まで『アイシングにより筋肉再生が遅れる』とされていたことも、また少し考え方が変わってきているようです!
次回は、『学生の部活動やスポーツ後のアイシング』について、書いていきますね。
スポーツをするお子様をお持ちのお母さん、お父さん、スポーツを頑張る子供たち、ぜひ読んで欲しいです。
《スポーツ後の鍼灸治療とは》
野球選手だけでなくスポーツをする方は、『鍼灸治療』をうまく取り入れていくことで、怪我のしにくい柔らかい筋肉、柔らかい身体を作っていきます。
野球やサッカー、ゴルフやテニスを楽しんだ後にキチンと身体のケアをすることで、肩関節や股関節の可動域を広げ、筋血流をあげることで質の良い筋肉が新しく再生するのを助けてくれます。
また『鍼灸治療』によって、質の良い睡眠が得られることで全身疲労感の改善、脳の疲労感の改善により、【やる気アップ】にも繋がっていきます。
ぜひぜひリフレッシュも兼ねて、鍼灸治療に一度トライしてみてくださいね^^
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