PMSと鍼灸治療〜PMS科学的根拠と鍼灸治療編
神戸鍼灸院
unはさみとおきゅうときどきおはり【アン】
《PMSの鍼灸治療》
PMSの症状は頭痛、吐き気、イライラしたり、急に悲しくなったりと気分の浮き沈みなど、人によりさまざまです。
これば女性ホルモンとくに生理前にプロゲステロン(黄体ホルモン)がグッと少なくなることで起きるのではといわれています。
しかし、症状が辛いからといって患者様が自由にホルモンの調節ができるわけではありません。
このホルモンの調節は脳と臓器(子宮、卵巣など)そしてそれを繋いでいるケーブル、
そうよく皆さんが聞く『自律神経』(無意識で内臓などを動かすケーブル)たるものがすっごく大切な働きをしてくれています。
呼吸や心臓、ご飯を食べた時の胃腸などをイメージするとわかりやすいですかね。
これらの臓器は、自分の意識がない時でもきちんと働いてくれていますよね^^
《鍼灸治療がなぜPMSに有効か》
私のブログを読み続けてくれている方がいらっしゃれば、もう言わずとも納得だと思いますが^^
『鍼灸治療』この治療は薬も使わず、自律神経系の調節にアプローチできる医療なんです!
刺さない鍼、刺す鍼、お灸、この全てがお身体全体のバランス、ホルモンバランス、内臓の調子などを調節する大事な神経ケーブル【自律神経】に作用し、お身体を無意識に元の正常な健康な状態に整えてくれるようアプローチできるのです。
東洋医学的(経絡やツボなどなど)に説明すると相当な時間がかかりそうなので、わかりやすく西洋医学的な観点からとても簡単に説明していきますね。
鍼灸は施術を施す場所により、交感神経(身体を活発な状態にする)優位な状態にすることも可能ですし、逆に副交感神経(リラックスさせる)を優位にもっていくことが可能なんです!
すでに科学的根拠がいくつも示され、
現在は世界103カ国もの国で鍼灸治療が自国の医療の一画を支えているのです。
《PMSに対する科学的研究と裏付け》
2005年にはPMSを訴える女性はそうでない女性に比べて黄体期に交感神経優位(身体を活発にする)になる傾向にあるとされ、
(三重県立看護大学他共同論文)
2023年には、PMSを訴える女性は、身体に起きる変化をより敏感に感じとる(交感神経優位)ことにより強い感情経験(ストレス)を得ている。
またその身体と精神の不一致にによりPMSの症状を重く感じとっているとしている。
(第40回日本認知科学会、名古屋大学研究論文)
《PMSにおける鍼灸治療の考え方》
つまり、PMSが起こるとされる黄体期において、交感神経が優位な状態になりやすいということがわかり、それによりストレスやその他身体や心に起きる変化を敏感に感じとってしまうことにアプローチできることでPMSの辛い症状が良くなるということ!
そうなると、やはり『鍼灸治療』が一番の得意分野ではないか!!
薬を一切使わず自律神経系にアプローチできる医療身体に優しく『自分で自分を治す』医療
『PMSを根本的に治療できる』医療であります^^
西洋医学的にはこんな感じですが、さらに鍼灸は東洋医学的なアプローチが加わります!
『PMS撃退には超最強!の医療』かと私は考えます。
もうこれ以上は眠くなりますね(笑)
婦人科アプローチと漢方についてはまた次回にします^^
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