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スポーツケアと鍼灸治療〜西洋医学と鍼灸師編

神戸御影鍼灸院
unはさみとおきゅうときどきおはり【アン】
前回は、新しいアイシングの考え方についてのお話でした。
今回はそれをふまえたについてのお話です。

《アイシングはどんな良い効果?》←前回の話
炎症が起きた患部には、傷んだ筋肉細胞を食べて新しい細胞に作り替える手助けをする『炎症性マクロファージ』、そして炎症の広がりを抑える『抗炎症性マクロファージ』の役割があります。

筋肉に軽微な炎症がある場合、炎症性マクロファージが遊走し、傷んだ細胞を食べてくれる(メリット)のですが、
このマクロファージがあちこちに広がることで、筋肉の炎症も広がって(デメリット)いきます。

アイシングは血流を抑制することでこの炎症性マクロファージの広がりを抑えることで、筋肉の炎症部位を【コンパクト】に抑えます。
そうすることで、『筋肉の炎症部分は小さく、そのため早期の筋肉回復が見込める』ということなのです。

《スポーツケアの使い分け》

肉離れ筋断裂などの重篤な筋肉損傷の場合には、すぐさま病院へ行くことが最優先ですが、
部活動や簡単な筋肉の違和感を瞬間的に抑えていくためには、アイシングを上手に使っていくこともスポーツ選手のコンディションを整えることに繋がるのではないでしょうか^^

あくまでも、一つのデータの結果にすぎませんので、その時々のスポーツ後の選手の状態によって使い分けが必要かと思います。
しかし、その選手にとって一番良いケアができるように選手、そのトレーナーは自分の中にたくさんの引き出しを持っていることはすごく良いことですね。
お家でケアをする時でもその日の状態によって使い分けることができます。

今回は、『軽微な筋肉損傷、筋肉の痛みにおいてはアイシングをおこなうことで早期回復が見込める』
可能性があるというお話でした。
次回は、スポーツでの慢性的な痛みや疲労感、怪我の予防にはお灸治療が効果的!というお話をしていきますね。

《西洋医学の素晴らしいところ》
西洋医学の医療は良くも悪くもどんどんと新しく生まれ変わっていきます。
最新の医療技術やデータを集積しながら鍼灸施術を行うことは、患者様の心配事へのサポート、セルフケアにおいてとても大切になってきます。

また患者様の状態をみて、そのまま病院へ行っていただくか、鍼灸適応かそうでないのかは、しっかりとした知識と見識が必要になります。

今回、患者様の質問によって新しい知識を得ることに繋がりましたし、そのおかげで患者様に間違いのない新しい情報を伝え直すことができました。
ありがとうございます。
またこの情報も古いものとなり、また新しいカタチが現れます。

古き良き鍼灸治療とは患者様と共にある素晴らしい医療です。
これからも新しい知識と共に、
患者様にとっての『一番』を探しながら、日々より良い医療を届けていきたいと思います♡

詳しくはホームページ、インスタグラムをご覧ください。

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〒658-0047 兵庫県神戸市東灘区御影1-22-9 ザ・シティ御影1F
阪急御影駅徒歩約10分
海に向かって下っていただき、山手幹線沿いを西にお進み下さい。
お車の方は、鍼灸院の裏手の『綱敷天満宮』緑のポール(50円/30分)が契約駐車場となっております。

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