夏にお灸♡女性のメンテナンスは夏にせよ!!〜冬病夏治〜中国編
神戸御影鍼灸院
unはさみとおきゅうときどきおはり
夏の養生第三弾!!
日本の土用丑の日に始まり、韓国の三伏(ポンナル)、中国の三伏天(サンフウテン)
韓国と中国の三伏は発音が違うだけで、時期は同じになります。
しかし、夏の養生の仕方は韓国は『参鶏湯』を食べたり、熱いものや辛いもので夏バテを予防にしていました。
ではではお隣中国はどんな夏バテ解消法をしているのでしょうか?
さて〜みていきましょう。
(前回の韓国編に三伏の日程を載せています。)
《中国の夏の養生法》
もともと、この『三伏』『三伏天』は陰陽五行説に基づいた考えのもと、夏の暑さが厳しい時期を指します。
また五行説に基づく日のことで、夏の3回の【庚かのえの日】を三伏とします。
陰陽五行説とは
春秋戦国時代の思想であり、陰陽説と五行説の合わさったものになります。
簡単にいうと、全てのものは陰と陽にわけられ、それらが相互に関係しあうことで、成り立っているという考えになります。
五行説とは
全てのものは木、火、土、金、水に分けられ、それらがお互いに関係しあい、バランスをとることで成り立っているという考えです。
詳しく話すととっても長くなってしまうので、ここはさらっと読んでくださいね^^
もともと夏は、五行に分けると『火』に属し、庚は『金』に属します。
五行の成り立ちで、夏『火』は庚『金』を抑制するため【夏は凶】であり、中でも酷暑期である『三伏』は大凶とされているんです!
大凶〜!!!!
なんだか怖い日なイメージですが、この大凶に負けないように、中国では夏の養生を徹底しています。
《中国と日本の違い》
日本では、『病気や痛みが出たら治す』という考えの方が多いと思います。
しかし、中国は昔から『未病治』の考えかた。
病気になってから病を治すのではなく、病気にならないように養生し、病にならない身体づくりをしましょう。
という考え方です。
また『冬病夏治』の考えかた。
冬の病は夏に治せ!!
気血の巡りが最も盛んなこの夏の時期を生かして、冬に起こる病や症状(風邪、関節痛、冷え症、皮膚病…)が起こらない身体づくりをしていきましょう。
という素晴らしい考え方があります。
ですので、中国では昔から薬膳、漢方、お灸、お鍼による自然の力と自分自身の持つエネルギーを上手に使って、病気を事前に予防してきたのです。
また即効的なお薬がなくとも、人間が本来生まれ持っている『自分で自分を治すチカラ』を信じて生活してきたのです。
医者も少ない、お薬や物がない時代の日本では、よもぎや漆や紅花、生姜など自然の恵を生かし、薬となる植物を利用したお灸をしたり、
その季節にとれる旬の食材を上手に取り入れて養生し、病気にかからないようにと生活の中で自然にできることをしてきたのです。
日本でも『未病治』が自然の生活の中でおこなわれてきたのではないかと日本の歴史の本を読んでみるとそう思います。
《中国では五臓六腑を冷やさない》
夏の養生で大切にされているのは、
『内臓を冷やさないこと』
冷たいものを摂りがちな夏の時期にお腹を温めることを積極的にしているようです。
冷たいものを飲んだ後にお白湯をゆっくりと3口ほど飲むと喉の渇きが収まり、お腹の冷えも落ち着きます。
また夏にお灸、特にこの三伏の時期に【お灸】をし、気血の巡りをさらによくして冷え知らずの身体づくりをすることで、冬に起こりやすい不調に強い身体にしていくのです。
この夏の陽のエネルギー(動気、原気)が溢れている時期に身体を温めることで、『温まる身体』ができてきます。
慢性的な辛い症状を根本的に改善し、
冷え性や泌尿器、婦人科系の疾患、女性特有の辛い症状に対する体質改善をするのにチャンスの時期なんです!
冷え性、女性特有の辛い症状(pms、更年期症状、生理痛やそれに伴う頭痛や腰痛など…)
長く続いている不調をこの夏にお灸治療で整えていきましょう。
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