耳鳴り・難聴・めまいと鍼灸治療〜耳の不調は心身の不調編
神戸御影鍼灸院
はさみとおきゅうときどきおはり【アン】
《耳の症状について》
耳の聞こえが悪い…
耳がジーンと痛い…
耳が詰まった感じがする…
キーンと耳の奥から音がする…
など耳の不調この秋に多くなっていませんか？
耳の不調は秋から寒いは冬の時期に多くなります。
耳の奥には渦巻き状のカタツムリみたいな器官が存在します。
この渦巻の中1階と2階に別れていて、中身は空洞ではなくてリンパ液が入っています。
このリンパ液は普段は上手に入れ替えしているのですが、寒くなり耳の周囲の血液の流れが悪くなったり、リンパの流れが滞ることで不具合を起こしやすくなります。
また肩こり、首こり、顎周囲の筋肉のこりなどから起きることもあります。
また渦巻きの中のリンパの流れが悪く管がむくんだ状態の時に起こりやすいのが、めまいやふらつきです。
メニエール病などのめまいを伴う疾患は、主に耳の中でこのようなことが起こっています。
《耳の機能って？》
耳は音を聞くだけでなく、人間の平衡を保つためにとても大切な器官です。
また迷走神経という副交感神経の枝の一部が耳の穴周囲に走っています。
そのため、冬の寒さによる耳の冷え、身体の冷えが起こると血液循環が悪くなり自律神経も乱れやすくなってしまいます。
《迷走神経が乱れるとどうなる？》
迷走神経のさまざまな働きをする神経回路になります。
心臓の動き、胃腸の働き、血管の伸縮、他にも肺や肝臓、膵臓などの臓器も支配されており、また嚥下や声帯の運動などにも関わる神経回路になります。
こんなまざまな臓器や組織循環に大切な神経回路（迷走神経）が乱れることにより様々な不調が全身に現れてしまうんです。
ですので、耳の不調（耳鳴り、難聴、耳閉感、めまい、ふらつき…など）が起きている時は、耳だけでなく、他にも不調が起きやすい状態です。
そして、耳の不調は身体が出してる要注意のサインですので、自分自身の心やカラダの様子に注意を傾けてあげてくださいね♡
耳が詰まる感じ、耳鳴りやめまい、聞き取りづらさがいつまでも続く場合やなかなか良くなっていかない症状ごございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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