逆子の伝統灸治療〜逆子が戻るお灸治療(西洋医学編)
神戸市東灘区御影鍼灸院
unはさみとおきゅうときどきおはり【アン】
前回は東洋医学的な見方で逆子のお灸治療に使うツボについて書かせてもらいました。
それを踏まえて、今回は逆子のお灸治療の西洋医学的な観点からお話をさせていただきます。
《逆子治療に使うツボ》
逆子治療で使えるツボって実は一つじゃないんですというお話を前回させていただきました。
正式な鍼灸の本にはしっかりと記載されています。
いくつかある中で、足の先端に近い部分のツボが多いのですが、
逆子に効くツボ全てについて東洋医学的にみるとみえてこないことが、
面白いことに西洋医学的な観点からみるとなぁ〜るほど〜と思うところがあります。
ここが鍼灸治療のアプローチにおいて多彩で面白い部分でもあります。
《神経根と支配領域》
逆子に使うツボは足の小指の根本あたりのツボ『至
陰』が有名なのですが、実は足の小指からくるぶしの間にあるツボ(経穴)全てが逆子につくえるツボになります。
ここは解剖学的にs1という神経根(仙骨部)が支配する領域になります。
s1神経根は骨盤の一部である仙骨部分(子宮の後ろにある平たい骨)にあります。
仙骨部分は子宮や卵巣などに向かう神経が通っているところになり、泌尿器、婦人科治療でも大切な部分でもあります。
神経根とその支配領域をわかりやすく説明します。
★例えば仙骨部分s1神経根に障害が加わった場合、
足の小指から足底外側半分に痺れが出たり、力が入らないなどの障害が出たりします。
《ここが面白いポイント》
『子宮と深く関わる仙骨部分』と『足の小指側にあるいくつかのツボ』これは西洋医学的にピンポイントな繋がりがあるんです!
以前、東洋医学と西洋医学はアプローチの仕方が違うけれど、どこか繋がっている(共通)ところがたくさんあると説明させてもらいましたが、こういうところです。
なので、逆子のお灸では『至陰』という小指のツボだけじゃなくて、小指からくるぶしにかけてのツボ全てが逆子治療に効果のあるツボであることが納得です。
そして、約2000年前の中国(漢の時代)からすでにこういったことを記した医学書が作られていたことにも驚きですね。
次回は、神経学的な方法からのお灸のアプローチについて書いていきたいと思います!
逆子でお悩みのママさん、あなたに合わせたお灸治療で心地よく整えていきます。
逆子が戻らないと心配せずに、ぜひ一度優しい逆子のお灸治療を受けてみてくださいね^^
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