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耳鳴り・難聴・めまいと鍼灸治療〜東洋医学&西洋医学編

神戸御影鍼灸院
unはさみとおきゅうときどきおはり【アン】

前回までのお話で、耳の不調が起こる大まかなメカニズムを説明させてもらいました。
耳の不調である原因は一つではありませんので、心の不調やお身体全体の不調と合わせて考えていくことがとても大切です。

《耳の不調は耳に鍼をするの?》
耳の不調を治すには、耳に鍼を打つのか?
どうやって治すのか気になりますよね^^
耳の不調だから、耳に鍼をするというわけではありません。
また『耳の不調だからこそ』耳やその周囲を施術することで、さらに悪化してしまう場合があります。

耳の治療は、とても慎重にすすめていかないといけない治療の代表格でもあります!
脳のメカニズム耳鳴り、難聴やめまいが起こるメカニズムを理解しないまま鍼灸治療をすすめることで、患者様をより不安にさせてしまうことに繋がる場合があると私は考えています。

簡単にいうと、鍼灸治療のベースである東洋医学や中医学の考え方だけでは治療が難しい場合があるというふうに私は考えます。
患者様の状態をみさせていただいた上で、東洋医学的な考えと西洋医学的な考えと相互的に捉えていくことによって、耳の不調の根本にある治療すべきところがみえてきます。

確かに耳鳴りや耳の不調に効くとされるツボも実際には存在しますし、耳の周囲にはたくさんのツボも存在し、中医学的なツボの選定により現在の患者様の症状にとってベストなツボがあるかと思います。
しかし、だからといって
実際の鍼灸治療においてはココ(耳)がポイントじゃない場合が多くあるということです。
また不調が出ているココ(耳)は、決して手を出してはいけない【ブラックボックス💣】である可能性を秘めている場合があるのです。

ですから、ここを見極めるために必ず丁寧なカウンセリングや触診が必要となります。
耳ではない遠隔からのアプローチ、または鍼ではなくお灸のみで治療する場合、伝統のお灸をプラスしながら時間をかけてする場合もあります。
時間を短くしてお帰りいただく場合とあえて時間をかける場合と患者様の状態によってさまざまです。

《鍼灸治療だからできる治療》
耳の不調は全身の不調を伴うというお話を前回させてもらいました。
そうです。
だから、耳の不調(耳鳴り・難聴・耳閉感・めまいなど)をさまざまな角度からみること、そして心と身体を含めた全体をみていくことがとても重要です。

またその患者様の不調のメカニズムを西洋医学的な観点からも導き出す作業を加えることで、
現在、辛い状態にある患者様の心や体で起きていることを上手に説明してあげることができます。
できればそうして、患者様を『不安な世界』から脱出させてあげたいと思っています。

またそれは、『患者様の心の安定』に繋がります。

そしてその『安心』患者様が辛い状態から早く良くなることに繋がってくれるのだと思っています。

鍼灸治療とは、本当に多彩でさまざまなやり方や考え方が存在します。
考え方さえ柔軟であれば、どの角度からも治療が可能です。
だからこそ、鍼灸治療は『目には見えないような疾患』や『お薬では改善が難しい疾患』対して多く使われるようになってきています。

耳の不調に対する考え方やその原因の根本的な部分は患者様の状態によりさまざまです。
だからこそあなたに合った鍼灸治療でのアプローチをしてみることで、今までと違った効果があるのではないかと考えます。

耳の不調(耳鳴り・難聴・耳閉感・めまいなど)なかなか改善しない辛い症状がありましたら、ぜひお近くの鍼灸院で鍼灸治療にトライしてみてください^^
鍼が苦手な方は、その旨を鍼灸師さんに伝えることで、優しい鍼灸治療をすすめてくれるはずです。

辛い症状が、早く良くなりますように♡

詳しくはホームページ、インスタグラムをご覧ください。

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un はさみとおきゅうときどきおはり
〒658-0047 兵庫県神戸市東灘区御影1-22-9 ザ・シティ御影1F
阪急御影駅徒歩約10分
海に向かって下っていただき、山手幹線沿いを西にお進み下さい。
お車の方は、鍼灸院の裏手の『綱敷天満宮』緑のポール(50円/30分)が契約駐車場となっております。

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