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howling 【睨詩】

10月、隙間風の吹く月
来るたび過ぐたびなにかに対峙している。

一限ぐらい切ってしまいたくなるね。
ねぇ、聞いてよ

あてなくふりまいたのか
鉄橋はキリキリしている。

冬越しのためのたくわえの日よ
すべてを覆いこんでしまえ。


覆いをふりはらって
一本の骨が剥き出しになった夜を思い出せ。

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