二次障害について

このテキストはマガジン「病気のこと・障害のこと」の中に含まれているので、一つ一つ購入せずにマガジンを購入した方が多分安いと思います。

発達障害者は、生まれつきの脳の障害である発達障害とは別に精神病などの「二次障害」を発症することがあります。
全員がかならずなるということはありません。
幸運にもならずに済む人もいます。

二次障害を発症する原因の一つは定型発達者と同様にストレスです。
私たちは感覚も習慣も違う宇宙人の中で生活しているようなものですから、通常はものすごいストレス状態に置かれています。
その為、適切な対応を受けられない状況にあると二次障害を発症してしまうことが多いようです。

二次障害で鬱病になったという人がよくいますが(私もそうです)、双極性障害(躁鬱病)や強迫神経症、アルコールなどの依存症も二次障害とされているようです。
具体的な二次障害とされるもののリストを探してみましたが見つかりませんでした。
ひきこもりなども二次障害として紹介されているものもありましたが。

二つ目の原因は、発達障害者特有のものです。
発達障害者はドーパミン神経系やノルアドレナリン神経系、セロトニン神経系の異常も見られるそうで、そういったものが直接的に発達障害者に特有の言動の原因ともなっているのですが、精神病にも影響するものです。
このあたりは、まだまだ発達障害自体の解明が十分ではないので、メカニズムは不明な部分も多いようですが、発達障害者は生まれつき精神病を発症しやすい脳の障害を持つということのようです。

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