二齢~四齢幼虫を育てる(1)
引き続き、人工飼料なら一日一回、桑の葉だったら朝晩一回ずつぐらいエサを交換する。
で、ケースなんですけど、だんだんカイコも大きくなるんで100円ショップで売っているA4ぐらいが入るフタ付きのケースを使っている。
別に違うケースでも何でもいいんだけど。
最初はカイコも小さいんでこの中に大量に入れておけるけど、最終的には1ケースに20匹ぐらいが限界かな。
このケースのいいところは、重ねておけるので大量に飼う時にはこのケースを何十個も重ねて置いておけるっていうことで。
ケースが何十個も必要なぐらいのカイコを飼うのはオススメしないけどな!
ケースは必要な数+1個を用意するのがオススメだ。
空のケースにセッティングしてカイコを入れていくっていうのをやれるので。
常に衛生的にしておかなければならないのでケースを毎日掃除するのだけれども、面倒臭いじゃん。
ケースの中に食品用ラップを敷いて、毎朝ラップごとフンや古いエサを捨てると楽。
で、ここでコツというか何というか。
ラップは材質がいろいろある。
材質は「塩化ビニル樹脂」か「ポリ塩化ビニリデン」推奨。
何でかというと、ケースにくっつくから。
それ以外のラップだとくっつかないので内側にヘナヘナと倒れてきてしまったりして扱いづらい。
最初にご紹介したケースの大きさだと、ちょうど普通の幅が30cmのラップがサイズ的に合う。
温度を管理しやすいように温度計を入れておくといいけど、別に絶対入れておかなければいけないというものでもない。
これも衛生的な観点からアルコールで拭いてから入れた方がいいと思う。
この中にエサとカイコを入れておけばいいんだけど、カイコって逃げるじゃん。
「え?カイコって絶対逃げないんじゃないの?」ってお思いでしょうか?
品種によってなんだろうけど、やたらと逃げるヤツとか大人しいやつとかいろいろだけれども、出て行こうとするヤツもいるんだよねぇ。
窒息しないようにちょっと隙間が開くようにフタをしておいてもいいんだけど、網のフタを作るのもオススメだ。
園芸用の防風ネットをケースより二回りぐらい大きめに切って、端にゴム紐を通す。
このフタはカイコがある程度大きくなってからじゃないと目から出ていっちゃうけれども。