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INTRODUCTION vol.1

2024年10月27日(日)

どんだけ辛い夜でも起きれば幾分か楽になれるの、
良いんだか、悪いんだか

友達に「生きてなくてもいいんだよな、死ななければそれでいい」って言葉を教えてもらった。凄い。生きてなくていいと、そんな自分を赦してくれる言葉の重みが。言葉言葉言葉って執着し、「考えすぎだよ」と気持ちを読み捨てられては生きている心地がしなかった。

かすり傷どころか重傷ばかりの日々で、ごみ箱を漁って散り散りになった手紙を無言で探してセロテープでくっつけてくれるみたいな儚さが薬だった。それがAzamiで。バンドという単位を拡張して、人としてのさり気なさ、多くは語らずとも青いかがり火で温めて護ってくれる慎ましい優しさがあって。

逆光が似合う人達へ
あなた方が居たから、落とし前をつける前に少し懐かしい公園で遊んで帰ろうと寄り道をする気になれました。外を歩いていても金魚鉢の水の中、自分の周りだけ酸素がなくて。上を見れば涙が伝ってくる、下を見れば地面の真っ白い照り返しに脳が焼かれる。そうやってまともに前を見ずに歩いていたもんだから、幸福論って街角で事故に遭ったんだと思います。

MCでどうなりたいか考えていた。「認められたかっただけなんだ。だからこれからは俺がやりたいことをやる。ついてきてくれますか。」と語る純平さんの言うことが痛いほどわかる。私もそうだ。近しい人に認められたいと思うあまり、本音から目を背けて自失した結果が今である。これからは私も、私がやりたいことをやってみたい。でもまだ「認められたい」の段階にいる。23歳なので。

Azamiが望む未来に、昔からのファンも自分のような最近のファンも、誰一人として取りこぼすことなく連れて行ってほしい。その長い道のりにおける、華麗なるイントロダクションを飾ってた。

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