When I Was A King
2024年5月6日(月)
早起きしたのに結局家出るの遅れちゃった
When I Was A King聴いて走って王になってた。なんて軽い言い回しで好きな曲のこと取り繕ってしまうの本当に悪い癖だよ
MONOEYES前、VIVAステージに流れるジターバグを皆で口ずさむ待機時間でもう幸せ。なりますように、の手触りはずっと柔らかいよ~
Run Runでゆったり横揺れから始まるダイバーの群衆。
見上げたらもう両隣でリフト起こっててにっこり。
4人に向かって騎馬戦みたいに突き進んでいく人全員かっこいい。
頭上のミラーボールが黄金色に輝いてたFall Out、一面青で照らされるステージセットの景色で浮かぶ金星みたいだった。本当に綺麗だった。
金星の浮かぶ夜を見送った後は、3,2,1 go、Border&Wallsと続くにつれて朝焼けみたいな赤紫色へと移り変わって、うとうとしてたら一瞬で過ぎ去ってしまうある春の一晩みたいな素敵な時間。
本当に書きたいことはずっとあるのに、どこから説明すれば整理がつくかわかんなくて、1ページ半も回り道してだらだらと文章書いてる
ここに至るまでの約束とか時間とか、貫けなかった信念とか、心が弱ってる人にぶつけてしまった正論とか、言い残したまま二度と会えなくなった人とか。留学から帰ってきてすぐ同期が卒業し孤独に始まった大学5年目だったのに未だ新しく沢山の人と出会えて、想像だにしなかった幸せな生活を送ってる。そうやって今を一番に楽しめてるつもりでいたけど、身を潜めてきた寂寥感の波に飲まれるまでさほど時間は掛からなかった。
今感じている充足と、過去に対する寄る辺無さが綯い交ぜになって全霊に押し寄せるまま衝動の塊になってた。ただでさえとんでもない人数が上で飛んでるんだから仕方ないのに、うまく波に乗れなくて溺れるたび、ちゃんと付き合って来なかったごめんという気持ちに足を取られているようで苦しかった。もうこんなしんどいのやめにしたかった。だからもう一回、最後だと思って担いでもらって飛び込んで、やっと向こう側に辿り着いた瞬間、涙が止まらなくなった。それでもすぐ走り出してなんとか戻ろうとした時、後ろから追い越してきたお兄さんが笑顔で手の平を向けてきて、もう本当に泣いた。
あのハイタッチで心の箍が外れたんだと思う
Roxtee、明日公園で、GetoutとMCで落ち着くまで結局ずっと泣いてた
前へ泳いでいく人達を見て、私は非力だけどいけーーって押して、
心はあったかくなってって
元気でいてね。って何でもない言葉なのに、この日は言葉の重みがあったな
誰かに見て欲しいじゃない、誰かに伝えたいでもない、とことん自分のために音楽を聴くその究極の入口にやっと立てた気がする
私にとっての音楽はれっきとした自分探し、自己表現だよ