家事の失敗も再発防止策を講じてメモしておけば人生捗る
皆さんは仕事で再発防止策を考えたことがあるでしょうか。
仕事で失敗すると、「何が起きたのか」と経緯を明らかにし、「なぜ起こったのか」と原因を考え、そこから「次起きないようにするにはどうすればいいか」と対策を講じる一連の流れです。
私はあります。(遠い目)
今後のためには非常に大切なプロセスではあるのですが、自分の失敗と向き合わなければいけないため、非常にやっていてつらい作業でもあります。まあ、そもそも原因が自分にあるので自業自得ではあるのですが。
しかし、この再発防止策もきちんと立案できれば、今後同じミスを犯さないため非常に自分のためにもなるのです。そのため、仕事で再発防止策を考える際は、しっかりと原因分析をして根本的な原因(真因)を明らかに、それに対する対策を立てる必要があります。
ただし、それは仕事の場合。プライベートではがちがちに、なぜなぜ分析して対策防止考えてなどしたくないわけです。ですが家事の失敗などはそのままにしておくと、いつまで経っても同じ過ちを犯し続けかねないということで、ゆるゆるでもいいので対策は講じて残していければいけないなと最近考え始めました。
そこで考えたのが、ゆるゆる対策防止です。
ゆるゆる対策防止のプロセス
ということで今回書いていく内容は、「ゆるゆるな再発防止策を講じてメモしておけば捗る」という内容です。(人生捗るは言い過ぎかもしれない。)
ゆるゆる再発防止策のプロセスは、大きく分けて4つです。
①失敗の事象を一言で表す
②二回ぐらいなぜなぜ分析して、原因検討
③すぐできる対策の立案
④対策をどこかにメモ
これで終わりです。かかる時間は5分くらいです。食器洗ってるときや洗濯物干しているときに考えて結論をメモするだけです。
(なぜなぜ分析についてはこのページの最後に書きましたので、初めて見た人は先に目を通すと良いかもしれません)
では上記のプロセスを実際にやってみましょう。
これは実際に私が洗濯中に起こった事象です。事象とかっこよく言っていますが、要はうっかりミスです。
①事象:洗濯かごの底にあった靴下を洗濯機に入れていなかった
②原因1:なぜ靴下を洗濯機に入れていなかったのか→部屋が暗くて見えなかった
②原因2:なぜ部屋が暗かったのか→薄暗い程度なので部屋の電気をつけていなかった
③対策:洗濯機に洗濯物を入れる際は部屋の電気をつける
④記録:Scrapboxにメモ
とここまで2分くらいで対策防止策まで完了しましたが、それっぽい対策を立てることができ、今のところ洗濯かごの底にある洗濯物を入れ忘れることはなくなりました。
ゆるゆる対策防止で大事なこと
このプロセスで大事なのは①~③ではなく、④の記録です。
人間誰しも失敗したら対策をちょっとは考えるものですが、その記録はほとんど残さないのです。そのため、数週間たつと失敗したことすら忘れてしまい、また同じ過ちを犯してしまいます。ここではどんなに微妙な対策でもいいので、記録に残して失敗を忘れないようにしましょう。
また、②の原因分析も「二回ぐらいなぜなぜ分析」とした理由は、正直まじめにやってたら時間がかかって仕方ないからです。二回ぐらいならすぐにぱっと終わるので。ちょっとしたミスなら、原因分析に時間かけるよりも対策を試してみて、ダメならもう一度考えたほうが早く済みます。
とまあ、ここまでゆるゆる対策防止について書いてみました。人生捗るかどうかは分かりませんが、毎回同じようなうっかりミスをしている人にはおすすめです。終わり。
補足:なぜなぜ分析について
なぜなぜ分析について記載しておきます。
なぜなぜ分析とは、問題に対して、その問題に対する原因(なぜ)を提示し、さらにその原因を引き起こした原因(なぜ)を提示することを繰り返すことで真の原因を突き止める問題解決手法。
例えば、「電車に乗り遅れた」という問題に対し、なぜなぜ分析をすると下記のような流れになります。
①なぜ電車に乗り遅れたのか→家から出るのが遅かった
②なぜ家から出るのが遅かった?→いつもより起きるのが遅かったから
③なぜ起きるのが遅くなった?→夜更かしをしたから
④なぜ夜更かしをした?→寝る前にコーヒーを飲んで寝られなくなった
対策:コーヒーを15時以降に飲まないようにする。
上記はあくまで一例であり、真因まで到達できていませんが、①で終わると「対策:早く家から出るようにする」というぐらいの精神論のような対策になります。ですが、原因を突き止めていくと具体的な対策を講じることが可能です。補足終わり。
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