おいしいたべもの
こんにちは🍂あっというまに、寒いですね!
今回は少しアルバイトのことと、たべもののこと書いてみます。
休学を終えて復学をしたものの、少し千葉県に移動してボランティアスタッフをやっていたため、自分の通常アルバイトは変則的にしておりました〜。
休学期間を終えたときに採用していただいた、
「お酒と料理 えいよう」さん。先日久しぶりにシフトインして、感じたことを綴らせてください🌷
自分の居心地の良さを重視することは、結果的にお仕事にもつながると思います。それは、やりがいだったり、効率だったり、来てくれる方への心遣いだったり。改めてそんなことを思いました。
居心地の良さを感じる部分は、人それぞれ。けれど、みんな人であることは変わらない。だからこそ、「人間らしくいられること」を私は大切にしたいのです。
えいようにいると、(今は私はスタッフとしてですが、お客さんとしてでも)いろいろなことから人間らしさを感じられるのでは!?と思いまして、それが心地良さにつながり、また来たいと思える、そんな素敵すぎる場所だと思います。
古材や古いものを活かしたお店の雰囲気は、まっさらな統一された空間よりも、温もりや落ち着きを与えてくれます。私は、お手洗い用の手拭いを畳むのが好きー!使い捨てペーパーでないところも愛🫶🏻
素敵なお人柄の店主みねおさんによって、丁寧に作られたお料理が本当においしい(おいしそう)です。(お料理を出すとき常々「おいしそう〜」と思いながら出させていただいています☺️)食事の合間のささやかな会話(はじめましてでも、顔見知りでも、一緒に食べに来た人でも)は、誰かと何かを共有する喜びを改めて感じます。意識しなくても、一方通行になることなく、さまざまな方向に矢印が向き、ゆるりと関われるその感じがちょうど良く、心地良いな〜と。そしてここで働かせていただいて、しあわせだ〜。新しい出会いや発見も多く、楽しいです。みねおさんの手捌きを間近で見ることができて、お客さんとの距離も近く、たくさん学ばせていただいています。
私は、おいしいものを食べることが大好きですが、一時期、手軽に食べることのできるパンや甘いものに依存してしまっていました。(いまだに克服できていないときもあります)太りやすいこと、お肌に出やすいことも、私の食習慣が影響していることをわかっていながら、負のループに陥ってしまったのです。身体のことを大切に思うのはもちろん大事なことで、「〇〇不使用!身体に優しい!」というカテゴリーはとっても助かることもあるのですが、私は少し、うーん🤨と思っていました。
だって、おいしいものって幸せの一部!だから、制限したり、排除したりしていると、いろいろ食べている自分を否定されている気がして、余計に罪悪感に陥ることも。(きっと気持ちの浮き沈みは白砂糖や小麦の影響もあるのですが、、、)しかも、人間の都合に振り回されるたべものたちが、かわいそう(?)というか、申し訳ないのです。食事は本来、いのちをいただいているということ。忘れてしまいがち。
そこで、私が行き着いたのは、「おいしい」を決定する要素はなんだろう?と考えたとき、そのたべものや食事の際に関わる人との「距離感」です。
物流がとてつもなく複雑化して、どこの誰が作ったかわからない食べ物がたくさん出回っています。もちろんそれもおいしいけれど、味だけではない、心のつながりも、きっと「おいしい!」につながるのです。知っている誰かが手を加えた「たべもの」は、特に念じているわけでなくても、手からたべものへ、愛が伝わっていると私は思います。
「畑から食卓」というキーワードを、私は環境に負荷をかけない農業や、環境問題、添加物のことなど、そういう枠組みで見ていた部分もありますが、近頃は、そういう社会的な意味合いだけでなく、愛や心のエネルギーという視点で考えてみたら、少し、ホッとします。豊かとはこういうことだーーー!と。オーガニック系のものがおいしいのは、農薬や化学肥料を使っていないから。という見方もありますが、つくり手さんの想いが詰まっているから。たべものをいのちとして扱っているから。そしてたべものたちも、のびのび育つから。と考えられるようになりました。
そう思うと、一概に海外からバンバン輸入されているオーガニック食品を買えば良いというわけではなく、オーガニックの本質(warmerwarmerさんの八百屋と考えるオーガニックをぜひ読んでみてね)を考えることにも繋がります!
私が食品表示を見ていると「なにをそんな」と思うこともしばしば(自分でもです笑)。でも、誰か知っている人が作っていたらもうおいしい!愛!って感じではないでしょうか!?特に休学中私が関わってきた人たちのことを思うと、本当に愛おしいのです。(関わってきた人たちのおかげで自然と、無農薬のものや添加物不使用のものを選ぶことができるようになりました)
私のように、こういうオーガニックの世界への入り方もあるんだな〜と我ながら感じます。なんと、サラッと書こうとしたのに長くなってしまいました。
そんな感じで、えいようでも、このご飯美味しい〜というと店主のみねおさんが「このお米は〜」とか、この食器素敵〜というと「この食器は〜」というふうにつながりストーリーをお話してくださるので、いつも心が温かくなります。
まだまだスタッフとして至らない点が多々ございますが、よろしくお願いします☺️そして、8周年おめでとうございます🍶