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うさぎをお迎えする時の最初の難問〜ケージをどう選ぶ?
うさぎをお迎えしたい〜!…となったら最初に考えるのはケージをどうするか?…だったりしませんか?
だって、うさぎの住処をちゃんとしないとうさぎにとってもよくないでしょうし、もっと言えば人間にとってもよくない。なぜかって? うさぎはなんでもかじっちゃうので、うかつに人間のスペースで放し飼いなんてすると、電気の線やらテレビの線など、あらゆるものをかじって断線させちゃったりするからです。
単に断線させる程度ならいいですけど、電気の線なんて場合によっては感電して、うさぎが一発で亡くなってしまうなんてことも考えられます。
そしてうさぎは動きが速い。だから人間が生活しているスペースにそのままいると、間違って人間が蹴ったり踏んだりしてしまって、うさぎに怪我をさせてしまう可能性が高まります。猫のようにうまく避けてくれればいいですけど、うさぎはどうもそういったことができないようで、わざと人間が次に足を踏み込もうとしている場所に来てるんじゃないかと思えるほど、時に危険を感じる時があるものです(なので「うみ」と暮らすようになってから、「うみ」のスペース内ではスリ足がクセになりました)。うさぎの骨は軽く、空洞が多いとのことなので、ちょっとした衝撃で折れるそうで、そういった意味でも注意が必要と思います。
なので、うさぎのケージは必要なものと考える次第です。
成長することを考えた拡張性
それではどんなケージを選ぶのがいいのでしょう。ポイントは「うさぎは大きくなる」ということと思います。
例えば「うみ」の場合、お迎えした当初は体重170g程度の赤ちゃんうさぎ。両手ですっぽり収まるくらいの小ささでしたが、それがわずか1年の間に体重は9倍以上に大きくなりました(うさぎは生後約1年でほぼ成体レベルに達するそうです)。
当然に身体能力もめちゃくちゃアップします。だから、赤ちゃん当初の状態である程度余裕があると思えたケージでも、あっという間に手狭なものになるという次第。
じゃあどうすればいいか?…ということで「うみ」は、拡張性のある組み立て式のケージを選択しました。
それがこちらのケージです。
・VENTOTA ペットケージ 檻 飼育ゲージ トレー付小動物用 組立式 フェンス プレイサークル 白 vo406756
https://amzn.to/3WZQdgz
このケージの良さは、一辺35cm四方のアミ板を、プラスティック・パーツでつなぎ合わせていくので、必要に応じてどんな形にも対応できるということ。
「うみ」の場合はまずベーシックな形で作ってみて、後にもう1セットを買い足して拡張しました。
最初にこのケージを買って組み立てる様子などは、こちらの動画でご覧いただけます。
・その間にうさぎグッズ準備してみました うみが来るまで1週間! [02]
https://youtu.be/p3MTLM7vYd0?si=q2pzEOMI_ZAs1mMF&t=82
※1分22秒のあたりからがケージのお話です。
これなら、うさぎの成長に合わせて、横でも縦でも調整できますし、一部は天井をつけずにサークル的な使い方をすることもできるかもしれません(床下のうんちスペースのメンテ等の問題を解決する必要は出てきそうですけどw)
「うみ」の場合はその跳躍力がすごくなって、ケージの上に登れるようになってしまったことから、2階部分を拡張しつつ、高くなった縦方向を使って中2階フロアを作ったり、危険なレベルの高いところまで登ろうとすることを防止するために、逆にある程度天井を低くくするなど、こちらの「こうしたい」という考えにだいぶ対応できるのがうれしかったです。
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拡張してからのケージの様子はこちら。
・うさぎのおうち訪問 いよいよ2階も復活! [61]
https://youtu.be/CVP7YjC_84Y?si=1kAHQdcowYc4kKel
※うみがケージの屋根に飛び乗る犯行動画も押さえてますw
床面には注意が必要
こちらのケージで一つだけ、すぐに対策が必要になったのが床面でした。
このケージは全てのパーツが同じ一辺35cm四方のアミ板で構成されているのですが、床面用には専用に、そのアミ板の上にソフト・プラスティックの柔らかいアミを結束バンドで固定してあるパーツが準備されています。
うさぎの足の裏には肉球がなく、ただふさふさの毛で覆われている状態ですから、床面が固かったりするとすぐに、その毛が抜けて足裏に炎症を起こすような病気(ソアホックと言います)になってしまいます。
ですから床面が金属のアミではなく、ソフト・プラスティックで覆われて足に優しい作りになっているのはとてもいいこと…なのですが…「うみ」の場合はこれをかじっちゃったんですよ。
今日本で多くいるうさぎは、もともと「アナウサギ」から派生した種類なので、つまり穴を掘る習性を持っています。
だから床でもどこでも前足でカシカシと掘る。その動作をしながら時には口を使ったりもします。
そしてちょっとでも掘れそうだと(つまりカシカシしたらその対象物がちょっと削れたり壊れたりすると)、もう夢中でさらにカシカシしちゃうんです。
もうお気づきですね。
ソフト・プラスティック…すぐやられますw で、壊すだけならいいんですが、歯を使って引きちぎったりもするので、これをもし飲み込んだりしたらそれこそ大ごと(最悪手術という可能性も)になってしまいます。
ということで便利なのが木製のスノコ。
いろいろなものが売られていますが、「うみ」が使っているのがこちらです。
・カワイ エンボススノコ 2枚組
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こちらはスノコの上面に軽く切り込みが入っていることで、うさぎが足を滑らせにくくなっているのがポイント。
また、接着剤や釘、ステープル等を使用していないので安心でもあります(まぁその分多少壊れやすいですがw)。
そして「うみ」にとっては木の質がちょうどいいようで、けっこうかじったりして遊んでます。
うさぎの歯は、あまり硬いものをかじったりするとすぐに歯の根っこがダメージを受けるらしく、不正咬合(ちゃんと噛み合わせができなくなったり口を閉じられなくなったり、ご飯を食べられなくなったりする症状)になったりするので、あまり硬い木などをかじるとちょっと心配なんですが、このスノコはかなり柔らかめなので、そういった面でも安心です。
その他ケージ内で気をつけることや困ったこと
さて、ケージが選定できたら次はそのレイアウト等を整えます…が、これもけっこういろいろと悩みました。
ということで、そういったことについてはも、また別の回でお伝えしていければと思います。
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