見出し画像

盛田昭夫塾を訪れ、熱量に感激

画像1

画像2

SONYの創業者の盛田さんの本家が蔵元で知多半島にあることを知り、本家横に建てられた、盛田さんの生きざまを展示した盛田昭夫塾を訪れて来た。

画像3

画像4

左に見える門をくぐると、本家のお庭を少し拝見できる

右側に見えるのが、盛田塾。本家の日本建築との対比で、ガラスのミニマルなファサード。その他もミニマルなボックスが上から見ると日本地図を思わせる配置で、計画されている

画像5

それぞれのキューブは、別の単一マテリアルで構成。

そこに本家の歴史ある木壁が入り込む

画像6

画像7

建築を見に行くと、デザインばかり見てしまうのですが、今回は展示物が素晴らしすぎて思わず見入ってしまった

画像8

画像9

画像10

世界各地を飛び回り、SONYを作ったエネルギーの原点を感じることができます。そして、各所にちりばめられたメッセージが、純粋に心に響くものです。

画像11

そして、中には入れない本家のお庭が、展示物の奥に見れます。日本建築が大好きな身としては、ここに入りたくて仕方なかった…

画像18

その他、多方面の芸術を鑑賞し、訪れたパンフレット等を全てファイリングされていたようです。

芸術を通した技術や知恵の集積、その圧倒的な量が新しいものを作るのだなぁと。

画像13

画像14

そして、竣工記念写真、という本を手に取ると、中には銀座ソニービルの膨大なパースと、コンセプト図等。

画像12

思わず見入ってしまいました。手で描かれた絵は、そこに込められた時間が伝わってきて、感情が動かされます。

本書のトップページに描かれていた言葉

画像15

画像16

この言葉が刺さりました。言葉に出す力、設計に携わり十数年が経過しましたが、感じたことがないエネルギーした。このメッセージと共にできた銀座ソニービル

少々震えて、本を閉じ、

「はて、現在の建築とかデザインで、日本一と誇れるものは何なんだ!?」

自問自答でした。現代のシンボルの在り方を試行錯誤し作っていきたい、と改めて感じた一日でした

画像17

盛田家が作った塾が、その後は小学校になり現存します。そこの塾生はこれまた歴史に名を刻む方がたくさんいらっしゃります。塾生の伝記を示したこちらの本が、今も入学と共に配られ、卒業まで読書されるそうです。

ステキすぎる小学校ですね

画像19

https://akiomorita.com/library/




いいなと思ったら応援しよう!