自分らしく生きるために自分自身を知ろう〜HSS型HSPのトリセツ
HSS型とHSP。
この2つ、極論言うと、相反するモノ。
これが合わさる、HSS型HSPの人。
このタイプの人が何も考えず、
自分らしく生きようとすると、
どうしても矛盾が生じる。
自分らしく生きてるのに、
めちゃめちゃ苦しいなんてことになる。
でもね、
自分を知り、意識することで、
途端に、生きやすくなる。
まずは、
ホントの自分自身を知ってみよう。
⚽️HSPの定義
HSPとは
「Highly Sensitive Person」の略語。
非常に感受性が高く、
そのために環境からの影響を
人一倍受けやすい気質を
持っている人を意味する。
1996年にアメリカの心理学者である
エレイン・N・アーロン博士が提唱したもので、
比較的新しい心理学概念。
HSPの特徴としては、
①深く情報を処理する
場や人の空気を深く読み取る能力に優れているがけど、情報を読み取りすぎるために、必要以上に疲れてしまう原因にもなる。
②過剰な刺激を受けやすい
外部からの刺激に敏感なため、五感で受ける刺激に対して過度に反応する傾向がある。
さらに、相手の感情や周りの雰囲気、気候の変化や電波(電磁波)、目に見えないエネルギー(人が発するものも含む)に対しても敏感に反応しやすいとされている。
③共感しやすい
親や自分の周りの人の感情を読み取り、自分を合わせることが多いのも特徴の一つ。
また、小説やドラマなどで、作品に強く感情移入することもある。
④心の境界線が薄い・もろい
心の境界線とは、自分のテリトリーもしくは自分が自分であるためのバリアのようなもの。
HSPの人はこの心の境界線が薄くてもろいため、容易に相手からの影響を受けてしまう。
その性質上、人の気持ちを敏感に感じ取り、深く共感する一方、相手に対して過剰に同調したり、相手の気分や考えに引きずられるなど、本音がわからずに自分を見失ってしまいことがある。
⑤疲れやすい
刺激に敏感であるがゆえ、疲れやすいという特徴を持っている。
いつも周りに気を遣っているため、楽しいことであっても疲れてしまう傾向がある。
疲れやすいのは「何かをしている」時に限らない。
普段から無意識に、周りの刺激をアンテナのように拾い集めているため、人混みにいる時や、周りの人のネガティブな感情に巻き込まれている時にも大きく消耗してしまう。
⑥自己否定が強い
その繊細さから、対人関係において余り相手を責めることをしない。良心的で優しく、相手のことを優先する傾向がある。
その半面、相手のことを気にするあまり、些細なことでも「自分が悪いのではないか」と自分を責め悪い方向に考えてしまう傾向もある。
ネガティブ思考で、自分に自信がない人が多いため、周りからの怒りの標的にされることも多く、自分の本音を隠してしまうことから人との関わりが苦手という特徴がある。
つまり、HSPの人って、他人よりも感度の高いアンテナを常に張っている状態。
感度のいいアンテナは、小さな仕草や言動で相手の気持ちを汲み取ることができたり、色々なものに深く感動できたりする長所だけど、反面様々なことを敏感に感じ取り過ぎてストレスの要因になるんだね。
ちなみに、5人に1人がHSPだとされているけど、中でも、日本人は国民性から、HSPの割合が海外の人より比較的高いとも言われているよ。
⚽️HSPの4つのタイプ
このHSP、
刺激を求める・求めない・内向的・外向的
この組み合わせによって、
4つのタイプに分類されてる。
①刺激を求めない内向型の繊細さん
(非HSS型HSP)
このタイプは、一般的なHSPと見られており、HSPの約70%が該当。
内向的で、敏感で繊細な気質を持つ。
②刺激を求める内向型の繊細さん
(HSS型HSP)
このタイプは、HSPの中ではやや少数派。
好奇心旺盛で、安全が確認できれば、チャレンジもできる。
刺激がストレスとなるため、体力を回復するには一人の時間を持つこと。
③刺激を求めない外交的な繊細さん
(非HSS型HSP)
こちらのタイプもHSPの中ではやや少数派。
社交的で、人との交流は好むが、些細なことでストレスをためこんでしまうことも。
人当たりは良く、刺激を積極的に求めないので、比較的リスクは犯さずに行動。
④刺激を求める外交的な繊細さん
(HSS型HSP)
外向型の繊細さんのほとんどが、このタイプ。
好奇心旺盛、活動的で周りの人に気を配ることができる。
マルチタスクも得意で、リーダーシップも発揮できるが、後から疲れてぐったりしてしまうことも。
周りからはアクティブに見られるが、その裏で疲れたり傷ついたりしている自分の二面性に悩むことが多い。
⚽️HSS型HSPってどんなタイプ?
全人口の約6%がHSS型(エイチエスエス/High Sensation Seeking)のHSPだと言われているよ。
分類のところでも書いたけど、別名「刺激追求型HSP」とも呼ばれ、社交的で行動力もあるため、繊細や敏感に見えず、まわりに理解してもらいづらいから、ある意味、誤解を受けやすいとも言える。
HSS型HSPの特徴としては
①新しいものが好きで飛びつくが、すぐに飽きてしまう。
②外に出かけるのは好きだが、人混みや騒音などで帰ってからぐったりしてしまう。
③周りからは明るく社交的で元気と言われるが、実はそうではない。
④周りからは落ち着いていると言われるが、実は心の中で焦っている。
⑤初対面で打ち解けるのは得意だが、だんだん疲れて距離ができる。
⑥大胆な行動をとるわりに、些細なミスを引きずってしまう。
⑦好奇心旺盛ではあるが、常にどこかで警戒している
よく言われる表現だと、アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいるような矛盾を抱えている人。
上手い表現だな。
アクセルの強さゆえ、家事、育児、仕事、ママ友とのお付き合い・・・何でも頑張ってしまうけど、実は負担や疲れを感じていることが多々あって、お家に帰るとどっと疲れちゃう。
ひどくなると、ストレスがたまって、電池切れのようになって引きこもってしまうこともある。
活動的で積極的なことから、周りにも分かってもらえず、人知れず悩みを抱えることも多いんだって。
ここまで書いてて、みんなといるのは楽しいだけど、それがストレスにもなるって、つらいよなぁ。
自分なりの程々具合がわかるといいのかな。
⚽️ HSS型HSPのトリセツ
ただし、これは、あくまで性格的な特性で、病気ではないからね。
ネガティブな面もポジティブな面もあるので、きちんと対策をすることで、悩みも軽くなり、長所を活かすことができるはず。
そんなHSS型HSPの対策を調べてみた。
刺激追求型HSPと言われるHSS型HSPの人。
どうすれば、生きやすく、
そして、その長所を活かしていけるのか。
1番のポイントは、
自分自身の特性に気づき、認めること。
自分のパターンに気づけるだけで、
事前に対策立てれるし、
無理しすぎずにも休むこともできるからさ。
HSS型HSPさんのトリセツをまとめると
* 一人の時間を大切にする
* まわりの人に上手に頼る
* 苦手な人と距離をとる
* 敏感で疲れやすいことを周りに伝える
* 睡眠をしっかりとって休む
実は、私も、HSS型HSP。
息子と娘の母になって、
サッカーを知って、
キャリコンやって、
自分らしくいきてるのに、
どうにもこうにも苦しくて、
たまたま自分のトリセツ掴んだところで、
どストライクのHSS型HSPなのがわかった。
今は、どうかって?
このトリセツ使って、
私なりの人生、
私らしく楽しんで
歩けるようになったよ。
最後まで、
読んでくださって
ありがとうございます。
私は、福岡県北九州市のキャリコン。
自分の人生まるっと楽しむ仲間と
それぞれ人生語り合いたい。
その応援を生業にすると決めています。
面白いやつだと思ってくれるなら、
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