拝啓 松本怜様〜大分トリニータ 7番
拝啓
紅葉が美しく染まり、散歩が楽しい季節になりました。大分の紅葉も、ご家族でのなにげない、そして、大切な時間に素敵な彩りを添えているのではないでしょうか?
簡単に、自己紹介をさせていただきます。
私は、生まれも育ちも福岡県。
遊びに行くことはあっても、大分にゆかりがあるとは言えないくらいの人でした。
そんな私が、大分トリニータに出会ったのが、2017年のアウェイ山口戦。
青き戦士に、青いゴール裏に、すっかり魅せられてしまいました。
右サイドと言えば、レイチェル。
それ以外に浮かばない。
長いこと、それが当たり前になってて、もしケガでもすればどうするのか?と、ヤキモキしていたこともありました。
智輝との攻撃は、もう痺れるくらいに魅せられて、どれほど叫んだことがわかりません。
2017年から2022年。
サッカーがある日常が、当たり前ではない。
それを思い知らされる時もありました。
青きユニフォームから、違う色のユニフォームへ。
そんな選手の背中を見送る時もありました。
カタさんとの別れ。
ホーム最終戦・柏・等々力・国立。
日帰り参戦して見届けました。
琉球・熊本。
今年も最後を見届けました。
琉球のレイチェル。
あの時ふと、これが最後かも。
そんな思いが浮かびました。
だからこそ、クラファン支援者感謝DAYでは、スタッフさんのどよめいた「肩組んで撮りたいです!」のリクエストもしました。
うれしくてうれしくて、待ち受けにしています。
どんな発表も受け止めよう。
そんな静かな思いで、初めて迎えられたシーズンオフ。
2022年11月25日。
高木選手の発表の後の、レイチェルの発表。
一喜一憂とは、こういうことをいうのかもしれません。
契約満了と新ポジションへの就任とジェイリースでの現役続行。
大分にいてくれる。
そのことが何よりうれしかった。
高松大樹さんは、山口ではなく、大分市議に。
竹内彬さんは、横浜ではなく、讃岐の広報に。
レイチェルが決めた時期の契約満了ではないけれど、生まれ故郷もいいけれど、愛し愛されたチームゆかりの場所を、次のステージに選んでくれたこと。
とてもとても…めちゃくちゃうれしかったです。
私が大分に行くのは、ホーム戦の時がほとんど。
大分ですれ違うなんてことはなかなかないけれど、この街のどこかで、レイチェルご家族が暮らしてるんだなと、幸せな気持ちで歩ける事に感謝です。
ありがとう、レイチェル。
あなたと2度撮った画像は、大切な宝物です。
ナイショですが、この夏、お引越ししたおうち、ジェイリースさんだったのが決め手になりました。
娘が、あっ!って、にやにやしながら笑ってました。
そんな小さなご縁も、北九州トリサポにとってはうれしいものです。
ホントにありがとう。
来季は、初めてのジェイリース参戦できるよう、しっかり働きます。
それでは、ご家族で素敵なオフをお過ごしください。
かしこ
北九州トリサポ・海トリねえさん
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