見出し画像

スタートアップへの新卒入社を視野に入れているあなたへ ~スタートアップ新卒2年目の現在地を赤裸々共有~

”ログラスサマーnoteマラソン”とは

2024年7月31日にシリーズB資金調達を発表したログラスのメンバーをさらに知っていただくために、「ログラスサマーnoteマラソン」と称してnoteを更新しています。

9日目はマーケティング部→新卒採用責任者になった岩﨑が担当します。
前回更新のインサイドセールスマネージャー、同い年のトシの記事もご覧ください!

はじめに

私は新卒2人目としてログラスに入社しました。当時は、現在のように新卒の募集はしていなかったので、中途採用ルートでの入社でした。詳細は面談・面接でお話できればと思いますが、比較的ドラマチックな入社ストーリーがございます。

入社後は主にCFOや経営企画の方に向けた自社イベント領域のチャネル立ち上げを行っており、直近では外部媒体チャネル(例えば日経さんや東洋経済さんとのお取り組み)のグロースやExecutive向けのClosed Event・ゴルフコンペ等の立ち上げを含め年間億単位の予算を任せていただいています。

ログラス入社以来noteは2本目になるのですが、前回イベントマーケターとして書いた通称「まい泉note」が大変好評でしたので今回も同じくらい良いnoteに仕上げます(笑)。ぜひお付き合いいただけますと幸いです。

前置きが長くなりましたが、前述の通りマーケターだった自分がこの8月、ログラス社肝入りの新卒採用の責任者に就任することになりました。これを機に、「スタートアップ新卒として入った自分のリアルな現状」を赤裸々に公開しますので、一つのモデルとして見ていただければと考えております。

もちろん最後には新卒採用責任者として「ログラスに来てくれ!」と言うのですが(笑)、その前段では包み隠さず書いていきます。

想定している読者はタイトル通り、「スタートアップへの新卒入社を視野に入れている方」です。それ以外の方にはお役に立てるかわからないため、いいねだけ押して流し読みいただけますと幸いです(笑)。

※本記事は見方によっては「イキった」内容となっておりますmm
あくまで個人的な見解ですのでご了承ください。

結論、入社して1年間で一般的な4年目レベルくらいまでは到達

結論から言うと、1年間で会社から受けた評価において、以下の一般的な等級制度・期待年次に基づく4年目くらいのレベルに到達することができたのではないかと考えています。

等級表はAIに作ってもらったものであくまで参考なのですが、会社によって等級表は異なるという前提のもと概ねズレていない印象です。期待年次については大企業や中規模企業のものを記載してもらっています。

※生成AIにて作成した等級表(弊社のものではなく、あくまで一例)

つまり、大変ありがたいことに複数のプロジェクトにおいてプロジェクトリーダーとして責任を持つだけでなく、自分の後任に引き継いでいくというところまで完遂する経験をさせていただいたということです。

※もう一度いいますが、あくまで一例で、「そんなの1年目でできるの普通」という会社もあるとは思っております。

なぜ1年間で4年目相当まで到達できたのか?

では、なぜ1年間である程度の力をつけられたかについて自分なりの振り返りをしたいと思っています。振り返りをする際は「何をしたのか」という事実から入ることを意識していますので、大きく何をやってきたかを並べてみます。

  • 社内プロジェクト

    • 全社年間Kick offイベントのプロジェクトマネージャー

    • 全社合宿のプロジェクトマネージャー

  • マーケティング

    • カスタマージャーニーマップに基づくホワイトペーパーの量産

    • 自社イベントチャネルのKPI設計から実行まで

    • ゴルフコンペのプロジェクトマネージャー

    • 外部媒体とのイベントのコンテンツ作成と後工程とのつなぎ込み

    • Executive向けClosed Eventのプロジェクトマネージャー

    • チームの予算管理の仕組み構築

  • 新卒採用

    • 求める人物像の設計から採用計画策定

    • チャネル開拓

一つ一つを説明するのは本noteの趣旨ではないので割愛しますが、振り返ってまとめると「企画・プロジェクト」の業務をたくさん経験してきたことが大きかったと個人的に思っています。

ここでいう「企画・プロジェクトの業務」とは以下です。

  • 他部署・自部署にかかわらず他者を巻き込みながらアウトプットを出す

  • あるべき姿と現状・そのギャップを埋めるため課題を自ら設定し、それを解決する何かを企画する

太字にした「他者を巻き込みながら」物事を前に進める経験を早く・たくさん積めたこと、「あるべき姿・現状・課題の設定」を早く・たくさん経験させていただけたことでキャリアを前倒しできていると整理しています。

一方で、お客様と直接接点を持つ仕事をほとんど経験していない、というのが今の私です。
現在、今後ログラスが2年で10個の新規事業を立ち上げるにあたり社内公募の新規事業研修に参加させていただいているのですが、お客様接点を持って来ていないディスアドバンテージをひしひしと感じています。

自分のアクションの振り返り

上記のとおり、取り組んできた業務の種類によって自分の幅が広がっているのは事実ですが、これだけだと「なんや、会社次第かい」となってしまうので、自分のアクションレベルで意識してきたことを棚卸しします。

日報を書き「問いかけ」「内省」を繰り返す

  • 年間を通じて、外部メンターであるさわちんさんのお力を借りて振り返りを行ってきたのですが、毎日の学びや進みを感情とともに整理し再現性をもたせるということを意識してきました。

  • 人間は感情の生き物なので、自分の感情に反して長期間働くことは難しいです。その中で、どのようなやり方や環境が自分のパフォーマンスを高めるのかを理解しそれを再現するということを意識していました。

とある日の日報。感情も学びも赤裸々に書く。

自分の取り組みテーマを上長と共有する

  • 業務内容だけでなく、抽象化したときにどんな力をつけたいか?を上長と共有し振り返り面談で会話できるようにする、というのも意識していました。例えば私の例では

    • 2023年上半期:マーケターとしてのお作法やHowを獲得する

    • 2023年下半期:プランニングや上段のイシュー設定にチャレンジする

    • 2024年上半期:モメンタムを作り社内を巻き込みながら成果を出す

  • これをやると、業務内容だけでなく、一歩高い視点でのFBが得やすいので成長角度が上がる気がしています。

社内イベントに手を挙げる

  • スタートアップならではの全社合宿や全社総会といった社内イベントでプロジェクトマネジメントの経験を少しでも積めたこと、成功体験ができたことは非常に大きかったです。

  • 社内イベントは多くがCEO肝入りで社内の協力を得やすいため、比較的低い難易度で一通りプロジェクトを前に進めるという経験が積めるだけでなく社内の様々なところに知り合いができるため、その後も応援いただけたり、助けていただいたりと大変助かっております。

再現性を考える

ここまでの内容を踏まえ、新卒入社でスタートアップを目指す方々へのメッセージをまとめていきます。短いですが一番読んでいただきたいパートです。

企画・プロジェクト業務を経験せよ

先にいうと、「専門性を身に着けたい/手に職つけたい」というニーズと「スタートアップ新卒」はあまりマッチしないと考えています。

以下の画像は先述のさわちんさんに整理いただいた仕事の構造です。
「専門性」は下画像でいう「解決策」部分で発揮されますが、基本的にスタートアップでは人生2周目のプロフェッショナル人材(前職などで高いパフォーマンスを上げ、スタートアップで再現性高く活躍している人)が担うケースが多いです。

私のいたマーケティング部でも、各領域のマーケ経験者がそのスペシャリティを発揮し活躍しています。

企画業務と改善業務

一方、中途の方がそのスペシャリティを期待されて入社する構造のため、そのポジションで必要不可欠となり動かしにくいというのもまた事実です。

となると企画業務を行う人材が不足していくのでは、と整理しています(中間管理職の不足にも表れる)。
だからこそ、スタートアップ新卒は企画業務を経験し組織横断でジェネラルに活躍できる幹部人材を目指す方に向いているのでは?と思っています。

以上を踏まえると企画・プロジェクト業務を経験し、理想を定義した上で周りの皆さんの専門性を借りながら物事を前に進める方向に努力する、はスタートアップ新卒のキャリアモデルになると考えます(私もそこを目指している)。

そのトレーニングとして、社内イベント等に手を挙げることをおすすめします。

内省せよ

「やったこと」「学んだこと/感じたこと」「今の気持ち・コンディション」の3項目で日々振り返り、1on1で上長にぶつけてみてください。

このとき、業務での目標だけでなく、「どんな力をつけたいか」という上段で合意しておくとその目線でFBをいただけます。

ログラスが提供する新卒の成長環境

ログラスはコミットメント型の会社です。つまり文化をベースとする会社への愛着が所属の理由になります。

出典:Coral Capital「スタートアップの組織設計図の5類型と、その失敗率」https://coralcap.co/2020/03/organizational-blueprints/

文化を作るとなったとき、社会人としてのスタートをログラスで切ってくださる新卒入社の皆さんの力が必要不可欠であり、ログラス社として新卒採用・育成に積極的に投資していきます。

上記の業務思想に基づいた研修やマネジメント体制を敷き、手厚く新卒の皆さんを迎えていきます。「手厚く」といっても、「ゼロから手取り足取り教える」ではなく「早く・たくさんの企画業務の機会を提供し、フォローアップする」という方向性です。

ログラスにとって初期新卒となる26卒新卒採用では、入社後しっかり活躍していただく上で経営陣がコミットするため、「経営幹部候補企画職」として数名に限った採用を予定しております。

おわりに

いかがでしたでしょうか?少しは参考になっていましたら幸いです。
ログラスでは新卒としてご入社いただいた方がログラスで成長し、「ログラスマフィア」として「良い景気」を作る未来に投資していきます。

※「ログラスマフィア」は決済サービス「PayPal」出身者(例:イーロン・マスクやピーター・ティール)がPayPalマフィアとして世に出ていっていることになぞらえて、社会にインパクトを与える人材をログラスから生み出していきたいという想いが言葉になっています。

ご興味いただけた方がいらっしゃいましたらぜひXよりDMください!
※社内にも全然知られていない幽霊アカウントです。(https://x.com/kfroair_i?s=21&t=WXgQIde3vHtvIJrgoShwzA


ログラスでは現在一緒に働いていただける方を募集しております。
お気軽にご応募、カジュアル面談のご希望などお待ちしております。

【採用情報】
https://www.loglass.co.jp/recruit

上記以外のポジションはこちらからご覧ください。
https://hrmos.co/pages/loglass


いいなと思ったら応援しよう!

うみ
サポートしてくださると、今日の野菜炒めに使う野菜がもやしからキャベツに変わります!