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【日記】レスレリアーナのアトリエから学ぶ、周囲の優しさ






 レスレリアーナのアトリエを少しずつ冒険しています。私は上記の場面で、はっとしました。

 主人公のレスナは錬金術が大好きで、錬金術を広める為に色々なことを頑張っています。とても明るくて前向きで、好きなことを好きでいて良いんだと私に教えてくれた存在です。そんなレスナを、可愛いなとか、一生懸命で偉いなとかの気持ちで見守りながら一緒に冒険して来ました。その折に上記の場面になり、いままでのほのぼのとした気持ちが瞬間的にさっと冷静になったことを覚えています。

 ザスキアはレスナの錬金術の師匠に当たります。だからこそ、厳しい言葉も掛けて来ていると思うのですが、私も自分のことを振り返るきっかけになりました。特に「あなたの周りの人が、いつだって優しいとは限らない」という言葉が強く印象に残りました。

 私とレスナは状況も環境も違いますが、私の周りの方も優しいひとが多いです。私の気持ちを尊重してくれて、体調のことも気遣ってくれる。そんなひとたちに助けられて私は過ごしています。でも、皆が皆、そうであるとは限らないのです。

 外に出れば、無遠慮な人間に遭遇する場合もあります。そして、疲れることもあります。外では誰も助けてなどくれないという前提が、私の中に少し芽生えていますが、それは完全な正解でも間違いでもないように思います。助けてくれる親切な方はいます。けれど、最初からそれを当てにしてしまっては良くないと思うし、危ないとも思うのです。誰もが自分に優しくて、協力的であるとは限らないからです。おとなになったのであれば、自分のことは自分で。基本的にですが、私は自分に対してそう思っています。体調や状況によって例外はあると思ってはいます。ただ、私はひとを当てにしてしまうことは少なくとも自分は控えようと思っています。このようなことを、レスレリアーナのアトリエを冒険して、改めて考え直すきっかけを得ました。

 ゲームに限らず、本でも絵でも音楽でも、芸術に触れて考えることは沢山あると思います。ひとが生み出す作品にはひとの思いが沢山詰まっていて、私は私を見つめ直すきっかけを得ることが出来ます。そんなことを考える間もなく、好きだなとか、綺麗だなとか思うのが芸術だとは思いますが、色々なことに思いを馳せることの出来る自分でいたいと考えます。これからも、この思いを大切にして過ごして行きます。

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