めらめら
今日、友人から借りた
『すべて忘れてしまうから』
という本を読了しました
著者の燃え殻さん、
すごく繊細であるがゆえに、
体の機能として忘れっぽさと鈍さが
帳尻をあわせているのかなと考えさせられる人柄でした
初っ端から、日本人というアドバンテージをいかせずにコンビニの面接に2回落ちた
というエピソードからなんだこの人なんか好きだなと思わせてくる
あとツボだったのは受付嬢の気持ちで授業をうけたという話も好きでした
ぜひともみなさまにも読んでいただきたい、鈍いタフさ…すこしばかり見習いたいです
作中、死ぬことも生きることもそんなに変わらなくないですか?という問いがあり
それについてとても考えました
死ぬことと生きることの違い
死ぬことは冷たい
生きることは温かさが残っている気がする
体の機能の停止の有無
死ぬことは悲しい
でも生きることも悲しいことがある
死ぬことも生きることも
私がたどり着いた時が死ぬということで
道中が生きるということなのか
死がたどり着く先は生まれるということなのかな
生き物のサイクルは
生きて死んで生きて死んでを繰り返すので環のような関係ですね
でもなんだかシャーペンのなかのバネのような同じところには交わらないけれど同じ場所あたりに戻っていく…みたいなイメージをしてます
死んだように生きることと
生きているように死んでると
表現されることがある気もするので難しいですね
う〜ん、たどり着く前に
かぎりなく生きるという行為をしていきたいとは思います
ご飯を食べて眠ってお風呂に入って
たまにはお酒を飲んで
夜更かしをして
小指をぶつけ
こむら返りをおこしつつ
誰かと話をして見つめて触って
そしてまた生きているを確認していこうと思います
たくさんたくさん考えました
でもこれだ!という答えはでませんでした
それでもまた、ずずずと
自分ならなんて考えるんだろうをしていきたいなぁ
この世は時間制の飲み放題みたいなものらしいので
カルピスもジンジャエールもコーラも
紅茶もオレンジジュースも、まぜまぜスペシャルも味わっていきたいと思います
まずい味でもなかなか癖になってくる時がくるかもしれませんね
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