詳細未公開単語徹底考察-拡張術式、極ノ番-
こんにちは、ぞうにです。いつもありがとうございます。
今回は、呪術廻戦に登場する、詳細が未公開な単語を考察していきたいと思います。よろしくお願いします。
※この記事には単行本未収録の内容が含まれるので、単行本派の方はご注意ください。
1.極ノ番
未公開の単語の中では登場頻度が多く、気になっている方も多いと思われる「極ノ番」。なんとなく「奥義」や「必殺技」のような解釈で読んでる方も多いかと思います(僕もそうでした)が、今後も登場してくるであろう重要単語だと考えるので、その定義についてじっくりと考察していきましょう。
まず、今までに登場した極ノ番は、
0巻にて夏油傑が使用した「呪霊操術 極ノ番『うずまき』」、
7巻にて壊相が使用した「蝕爛腐術 極ノ番『翅王』」、
そして115話にて漏湖が使用した「極ノ番『隕』」です。
これからこの3つの共通点を考えていきたいんですが、その前に。
この3人の中で漏湖だけは術式の詳細が不明なんですよね。なのでまずは漏湖の術式を考察してみましょう。
漏湖は作中でもかなり戦闘描写が多いキャラです。なので術式の考察もかなりしやすい方だと思います。僕は結論を先に言う方がやりやすいので、先に結論から。
僕は漏湖の術式は「火山(火口)を作り出し、そこからの噴炎で攻撃する」術式だと考察します。
根拠としては、単純に「炎を操る」術式なら五条戦、直毘人戦で見せた火山による攻撃の説明がつかないからです。手から炎を出しているように見えるのは、手のひらに火口を作りそこから墳炎を出しているのでしょう。
そして、宿儺戦においては手から出した炎を丸く整形していました。この事から、恐らく自分の手で直接操作すれば、ある程度自由に出した炎を操れるのでしょう。
ただ、残念な事にこの術式で綺麗に説明出来ないことが1点。
それが、五条戦で使用された「火礫蟲」です。漏湖はこの技で、音と爆発の二段構えで攻撃する虫を五条に突撃されてるんですが、この攻撃は火山の術式とは結びつきづらいです。
完璧ではないんですが、一応この技の原理も少し考察しています。それは「火礫蟲」は改造された「蝿頭」なのではないか。という考察です。というのも、「火礫蟲」と虎杖と伊知地が純平に向けて放った「蝿頭」がそっくりなんですよね。
そして、よく見ると火礫蟲は漏湖の頭の火山から「ポン、ポン、ポン」と音を立てて出てきてるんですよね。なので漏湖が直接生み出したものではないんじゃないか?と考えることが出来るわけです。
この事から、火礫蟲は漏湖が体内で飼っている術式により改造(火山を取り付けられた)された蝿頭なのではないか。と考察出来ると思います。これなら、僕の考える漏湖の術式とも矛盾していません。
長くなってしまいましたが、そろそろ本題に戻ります。
漏湖の術式が「火山」という事で極ノ番の考察を進めていきましょう。
今までに登場した「極ノ番」の共通点を探っていきましょう。今までの「極ノ番」に共通するイメージは、
「集めて1つに」し「何かを形作る」でしょう。
呪霊操術なら、4461体の呪霊を「集めて1つに」し「呪霊の塊を形作る」極ノ番「うずまき」、
蝕爛腐術なら、分解能力を持つ血液を「集めて1つに」し「翅を形作る」極ノ番「翅王」、
漏湖の術式なら、火山を構成する岩石と炎を「集めて1つに」にして「炎を帯びた巨大な岩(隕石?)を形作る」極ノ番「隕」
というような感じです。
結論です。
「極ノ番」とは「固有の術式によって生み出される効果を1つに集約し、放つ高火力の一撃必殺技」
と僕は考察します。いかがでしょうか。とりあえず現状の極ノ番はこれで説明がつくのではないかな?と思います。
この考察が正しければ、例えば伏黒の極ノ番は、式神達を1つに集めて最強の式神を作れるのかも。今後の展開に期待ですね。
2.拡張術式
拡張術式は全体を通してみても登場回数が非常に少なく、登場したのは1回きりで、対真人戦にて七海が使用した「瓦落瓦落」のみです。効果は「破壊した対象に呪力を込める」でした。考察材料が少ないですが、頑張って考えていきましょう。
この記事を書くのに、拡張術式が登場した23話を読み直してみました。そして、ふとこんなことを思いました。
「これ実は考察する必要ないのでは?」と。
つまり、「破壊した対象に呪力を込める」がそのまま「拡張術式」なのではないか、という事です。
そう思った理由は、言葉の順番です。
「十劃呪法 瓦落瓦落」そしてその次に、破壊した対象に呪力を込める拡張術式」という順序でそれぞれ別々の文になっていました。
「拡張術式・十劃呪法 瓦落瓦落」ではなく、「十劃呪法・拡張術式 瓦落瓦落」でもなくです。
つまり、前提としていた瓦落瓦落=拡張術式がそもそも間違っていて、それら2つは全くの別物であり、
「瓦落瓦落」はあくまでも建物などの破壊に特化した技で、
それにより破壊した瓦礫に呪力を込めたのが、「拡張術式」なのではないか、という事です。
まとめましょう。
「拡張術式」は、「術式により破壊などの何らかの影響を与えたものに、呪力を込める」ものであり、
先程考えた「極ノ番」や「領域展開」など、個々の術式により効果が変化する訳ではなく、「反転術式」などに近い「誰がやっても同じ効果が出る呪術の基本ルールの1つ」だと考察します!
あとがき
いかがだったでしょうか。極ノ番の考察は、共通点を見つけてそれをほとんどそのまま結論にしているので、「もう少し行けたかな?」感も少し。
拡張術式に関しては、瓦落瓦落と拡張術式を分けて考えるのは割といい発想の転換だと思ったんですが、もしかしてそもそも一緒に考えている方が少数派だったとかあります?
そうだとしたらなにドヤ顔で話してるんだって事になりますよね(笑)
多数派であってくれ!
なんだか背筋が寒くなってきたので、今日はここまで。
次回は呪術廻戦のアニメは原作のどこまでやるのかを考察?します!
連休が明けてしまうので投稿頻度は下がってしまうと思いますが、その分質が高いものをお届け出来るよう頑張るのでよろしくお願いします!
また見てね!バイバイ👋🏼