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スコットランドの言葉:Inverness Museum and Art Galleryにて理解が深まる? 2010(スコットランド、英国)

なぜLake Nessではなく、Loch Ness(ロック ネス)なのか?不思議に思いませんか?

実は、スコットランドには、

1、インド・ヨーロッパ語族のケルト系のスコットランド・ゲール語

2、古い英語系のスコットランド語 

3、英語の方言またはスコットランド訛りともいえるスコットランド英語

三つがあるんです。さらに、その3つは、お互いに影響しあい、境界もあいまいだそうで、他の英語圏の人でも理解しがたいそうです。

その中でも、ゲール語はさらに特殊なようで、ネス湖のLochは、ゲール語からくるスコットランド英語だそうです。

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ネス湖の旅最終日は、飛行機までの時間、インヴァネスの街を探索しました。その探索で、たまたま見つけたInverness Museum and Art Galleryに入ってみることにしたんです。

Inverness Museum and Art Gallery住所 : Castle Wynd, Inverness, Highland, IV2 3EB

そこで、スコットランド・ゲール語の存在を知りました。まぁね、英語もきちんと話せるわけではなかったので、泊まったB&Bのスタッフ(観光地なので、スタッフの方たちの方が気を付けてくれたのかもしれませんが)と話をしても、特に気になりませんでした。

ただ、スコットランドの言葉で思い出したのが、よくブライトンのホストファザーが、スコットランドの話をしてくれて、スコットランドの言葉はわからないぞ!と言って、スコットランド人をマネして話してくれたんです。で、さらに、ホストファザーの名前は、グレン。俺は谷っていう名前なんだ!と言って笑っていたのを今でも覚えています。(ゲール語で、谷はvalleyじゃなくてglen(グレン)です。)ここで繋がった!やっとホストファザーの言っていたことがわかりました!

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Inverness Museum and Art Galleryでは、ゲール語の展示や説明がありました。

たまたまそこにいたおじさんスタッフが、他にお客さんがいなかったので、つきっきりで親切にゲール語を説明してくれたんですが、途中何言ってるかわからないこともしばしば・・・。でも、すごく勉強になりました!ありがとうございます!

ゲール語は、表記にはラテン・アルファベットを使うそう(もう、そもそも英語じゃないじゃん!)そして、名詞には性(男性名詞と女性名詞)があるんだそうです。私は、言語の歴史とかはまったくわからないんですが、スペイン語に近いのかと思いました。スペイン語の可愛いという意味のbonita、ゲール語では、bonnieと言います。そんな似たような言葉は、ほかの国でもいくらでもあるので、たまたまかもしれませんが。

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赤が普通の英語で、青がゲール語。やっぱりスペイン語に近いような・・・。でも、青だけだとさっぱりわからん!

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