嵐
雲の速さにおびえて
顔を伏して歩く子ら
こんな天気では獣たちも干からびていくだろう
私たちはどうしてこんなに途方に暮れているのだろう
吹き飛ばされた人人を
何もできず見送ることにさえ
私は罪を感じなかったのに
今このなんでもない時になって
私はすべてを贖いたいと思う
風の吹くことを
私はおまえに謝らなくてはいけない
空の高さを
雲の速さにおびえて
顔を伏して歩く子ら
こんな天気では獣たちも干からびていくだろう
私たちはどうしてこんなに途方に暮れているのだろう
吹き飛ばされた人人を
何もできず見送ることにさえ
私は罪を感じなかったのに
今このなんでもない時になって
私はすべてを贖いたいと思う
風の吹くことを
私はおまえに謝らなくてはいけない
空の高さを