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永井玲衣さんと哲学対話、果たして何が生まれるのか
日時: 2025年1月21日(火)19:00~20:30
永井玲衣さんと哲学対話イベントが行われます。初対面です……!(緊張)
イベントの成り立ちについて、解説します。
僕が永井玲衣さんを知ったのは、5年前の2019年。熊本にいたころである。
その頃とにかくメンタルが壊れかけており、毎日ポッドキャストやラジオを聞いて、悩みから気をそらしていた。
そんなときに「ニューQ」なる奇妙なポッドキャスト番組を見つけた。
どうもIT企業の方と、哲学者の方の対話らしい。
なるほど「新しい問い=NEW Q」というわけか。聞いているとすこぶるおもしろい。語り口は肩肘張らず、でもたしかに哲学的で、入不二基義さんのエッセイに近い印象を受けた。
「この人の言葉をもっと聞きたい」と思い、ラジオを追いかけていたのですが、なかなか更新されずやきもきしていところ、2021年に『水中の哲学者たち』が発売されます。
当時、こんなツイートをしています。
読了。
— 海猫沢めろん@『随筆傑作選 生活』(河出書房)発売中 (@uminekozawa) December 22, 2021
今年読んだエッセイ本で一番好きかも。
『水中の哲学者たち』
https://t.co/ESdKSeoXun
哲学には既存の哲学者を研究する「哲学学」と、子どものように純粋な疑問をつきつめる「純哲学」があると永井均がどこかで書いていたが、本書は後者に属する。
というわけで今回、永井さんをお迎えして、『海猫沢めろん随筆傑作選 生活』(河出書房新社)の刊行を記念した哲学対話を開催します。
考えることの楽しさについて語り合えればなと思っています。
哲学と文学の交差点
僕の随筆は「金がない」という、哲学もへったくれもない現実から始まる事が多いですが、それを永井さんがどう受け取るのか、正直なところ、少しだけ怖い気もします。
でも同時に、永井さんとの対話を通して、自分の言葉や思考がどんな風に引き出され、どんな景色が見えてくるのか楽しみでもあります。
永井さんの哲学は、日常を掘り下げて、「あ、こんなことも考えられるんだ」という気づきをくれるものです。僕の随筆が「死ぬな、生きろ!」と叫ぶものだとしたら、永井さんは「その先、どう生きる?」と問いかけてくれる。そんな掛け合いが生まれたら面白いな、と思っています。
イベント詳細
日時: 2025年1月21日(火)19:00~20:30
場所: 今野書店地下
参加費: 来店 2,200円 / オンライン 1,650円
永井さんと僕、それぞれの視点が交わる瞬間を、ぜひ目撃してください。何が生まれるかは、来てみないとわからない。
文学や哲学が好きな人、あるいはただ「ちょっと面白そうだな」と思った人、どなたでも歓迎です。お申し込み、お待ちしています!
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