「50部完売」文学フリマでめろん先生が見せた底力12/1-2



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ビッグサイトはいつ来ても巨大だが……文学フリマに挑むめろん先生

ビッグサイト、その圧倒的なスケールにはいつも驚かされる。そんな会場で、今日のぼくは勝負に挑む。昨夜は「デエビゴ」のおかげでまぁまぁ睡眠を確保できたが、気持ちはすでに戦闘モードだ。ぼくのミッションは、「生活」50冊を完売させること、そしてガチャを回してもらうこと。それだけだ。

開幕直後の熱気

会場に入り、早速段ボールを開ける。今回持参した荷物はいつも以上に多い。「生活」をはじめとする本たちは、自信作揃いだ。今回は期間限定セールとして、3冊で1000円という特価で販売することにした。この戦略が吉と出るか凶と出るか……。


スタートしてすぐ、「生活」がポンポンと売れ始めた。ありがたいことにサインを求められることも多いが、ぼくはその準備をすっかり忘れていた。急遽サイン対応を始め、慌ただしくなる。取り置きしていた10冊が早速活躍し、あらかじめ準備していて本当に良かったと胸を撫で下ろした。

ブースには途切れることなく人が訪れ、チラシもすべて配り終えた。


全体的に順調な滑り出し。
特典として用意していたしおり30枚もあっという間になくなり、予備で持って行ったキーホルダー60個もほぼ完売。

今回のイベントでは、さらに自作のガラポン(ガチャガチャ)も試してみたのだが、これも来場者に好評だった。特に子供たちが夢中で回していたが、熱中するあまりガラポンのシャフト部分が空回りしてしまい、最終的には手動で対応する事態に。いやはや、次回はもう少し使いやすいガチャ形式に改良する必要があるだろう。

結果、なんと持参した「生活」50部がすべて完売!本当にありがたい話である。

気づけばぼくは自分の買い物をする時間をほとんど取れずにいた。終了間際、急いで数冊を購入したが、満足なショッピングタイムは叶わなかった。

疲労と至福の肉

イベント終了後、ぼくは完全にへとへとになっていた。朝からほとんど何も食べていなかったこともあり、猛烈に肉が食べたくなる。向かったのは有明の「飛車角」という焼肉店だ。ここで食べた和牛とクッパが最高に美味しかった。疲れ切った体と心に染み渡るご褒美だった。

予想外の結果と反省

今回の文学フリマは会場がビッグサイトに移ったことで、展示スペースが広く、ぼくらのブースも机4つ分をフル活用する盛況ぶりだった。開始直後から多くのお客さんが訪れてくれたおかげで、「エリーツ10」や「生活」はもちろん、関連アイテムも売れた。この熱気に応えられるよう、次回も気合を入れた本づくりに励む。

が、しかし……ここで予想外の問題が発生……。

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