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女であること、あなたの女ではないけど #26匹

ひとまず、異常に遅れまして申し訳ありません。タイトルは大袈裟でなく、私の生きかたであります。

昔から「生まれ変わったら男になりたい!」という女の子のことを同胞として信用できなかった。いろいろしんどいことがあったのかも、なんていまならば考えたりもしますが、女であるしんどさや、男という存在があるからこそ、私は女たりえていてそんな自分が好きでした。

さまざまな性別がグラデーションを持って存在しているなかで、自身の性のありかたを自認し、愛してあげること。またそれによって他人の性を傷つけないこと。これが私のフェミニズムだよ。

女であること、美しい自分を信じて愛しているということを喜びを込めて語ると鼻息撒き散らしてベッドに誘い込もうとする性の人がいますが、私は残念ながら「あなたの女」ではないのです。男性に所有されることが好きだけど、あなたにではありません。

女子高に行ってみたいと思ったことはある。学力も足りなく、制服もダサかったらやめた。でも結局それなりに制服のダサい、ほどほどな進学校に行った。環境の変化もあったけど遅れてきた厨二病で、同い年の男子とかありえない!なんて一丁前に大学生と付き合ったりしたけど、いま思うとあいつのほうがありえない。その話はまた今度。

女子高でも共学でも、人との関わりかたについて学ぶことができるのが学校だと思うけど。現状の社会には、片方の性だけで回る世界ってのは少ないわけなので、共学で振る舞いを身につけておいて良かったと思う。しかし、もう二度と経験できない女子高のそれを羨ましく思うなぁ。

女として「馬鹿にされてる、なめられてる」と思うシーン仕事でも正直たくさんあるけど、男になって素敵な女になめた態度とるくらいならもう一度女に生まれてなめられたくないか。

#フェミニズム #エッセイ #女であること



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