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忍殺TRPG小説風リプレイ【カーム・ベースメント(その5)】


◆アイサツ

 ドーモ、海中劣と申します。こちらの記事はニンジャスレイヤーTRPGの小説風リプレイとなっております。ニンジャスレイヤーTRPGについては下記の記事をご覧ください。

 本記事はニンジャスレイヤーの二次創作小説でありニンジャスレイヤー本編及び実在の人物・団体とは関係ございません。

 こちらの記事は前回の続きとなっております。よろしければそちらから見てやってください。

 それではやっていきたいと思います!

◆本編

 オペレーター室での戦闘を終え、無事にウインドハンドの撃破に成功した三人娘たちは気絶したウインドハンドを厳重に拘束し、ムテキ電機第二事業所を出て、セカンドチャンスが調達してきた乗用車に乗り込んだ。

 アーコは車のトランクに縛り上げられたウインドハンドを放り込み、自分は運転席へと乗り込みエンジンをかける。セカンドチャンスとメイビーは後部座席でウインドハンドの見張りだ。「政府が悪い!政府が無能!今すぐ内閣総辞職して政権交代アバーッ!」事業所の前で雨天パフォーマンス単独デモを行っていたアナーキストを撥ね飛ばし、車は土砂降りの雨の中を進んでいく。

「ッあ~~~疲れた!やっぱカラテ向いてないわ私」席についたセカンドチャンスは両腕を上げて大きく伸びをする。雨で濡れた手と靴が車の天井や前座席の背もたれにぶつかり、黒っぽい染みを残した。「でもま、これで後はコイツらを送り届けて依頼達成ね」

 セカンドチャンスはヨロシサンのデータセンターから奪われたというフロッピーディスクを手の中で弄びつつ、トランクで横たわるウインドハンドを親指で指し示した。ウインドハンドの頭に刺さったスリケンは既に引き抜かれていて傷も簡単に治療されてはいるが、依然として気絶したままだ。

「私が言うのもなんだけどさ、サンシタのくせに暗黒メガコーポに手ぇ出したりするからこうなんのよね。インガオホーってやつよ」「なんか、変な事言ってましたよね。ザイバツがどうとか」「?なによ罪罰罪罰ツ罪罰って。そんなこと言ってたっけ?」「あれ?気のせいだったかな……」「オイ。それでこのクソ野郎をどこの便器に突っ込むんだっけか?」「あ、えっとねー……」

 セカンドチャンスはフロッピーを座席に置くとヨロシ・バイオサイバネティカのコバから事前に受け取っていたメモをバッグから取り出し、運転席のアーコに見せる。「ペケロッパー!」路上の真ん中でザゼン・トリップをしていた罪無きペケロッパ・カルトが撥ね飛ばされ、水溜まりにその身を沈めた。

 セカンドチャンスの隣に座っていたメイビーは顔だけを後ろに向けて、トランクで眠るウインドハンドを見る。キキーッ!ドン!「アイエッ」急カーブで車体が傾き、ウインドハンドの頭頂部がトランクの壁にぶつかって鈍い音を立てた。

◇???

 ネオサイタマ北東、トネ・レイク周辺。漂白されたトーフめいて白い強化バイオコンクリートと特殊シリコン外壁で形成された建造物群は、重苦しい黒緑色の雲から降る豪雨の中にあってもなお白い。だがその白さとは爽快感のある清潔さではなく病的なまでの潔癖さを感じさせるものであり、厚化粧をしたオイランというよりも色素細胞を抜かれた病人のように見えた。

「なんか病院みたいな臭いがするところよねトネ・レイクって。前に手術したとこもこんな感じの臭いだった」「そういえばセカンドチャンス=サンはサイバネ整形してたんでしたね」「ア?そうなのか?そいつは知らなかったぜ」「割と快適よん。私のジツとも相性が良いしね」

 アーコの運転する車はコバのメモに記されていた廃病院の地下駐車場へと入っていく。「また地下か。まあ雨もひどいし、ちょうどいいかもね」「トランクのクソ野郎がくたばりやがってねえか見ておけよ」「えーと、大丈夫だと思います。多分」「多分(メイビー)、ね」セカンドチャンスがくすりと笑い、メイビーがつられて笑った。

 3人と1人を乗せた車は地下駐車場への坂道を滑るように下りていく。指定された階層は地下4階。ネオサイタマでは不吉ということで忌避されがちな4の数字だが、ここではごく普通に使用されている。ヨロシサンを数字で表すと4643、4が二回も入っている。むしろ4はヨロシサンにとって縁起の良い数字なのだ。

 薄暗いヨロシグリーン色の照明で満たされた螺旋スロープを2回転半。壁に大きく4とペイントされた階層にアーコは車を停めると、ドアを乱暴に蹴り開けて車から降りた。「オイ!コバ=サンよォ!いるのかよ!泥棒野郎を連れてきてやったぜ!」アーコのハスキーな電子マイコ音声が地下駐車場に反響し、冷めきった空気を震わせた。

「メイビー=サン、私が足の方持つから、頭の方持ってて」「エーッ、頭の方が重いのにズルい……」後部座席の2人も車の外に出て、トランクからウインドハンドを降ろしてやる。途中でメイビーが手を滑らせ、割と高めの位置からウインドハンドの頭が落ちてゴンと鈍い音を立てた。

 その時であった。「その車の濡れ具合……外はまた雨がひどくなってんのか。面倒くせー……」足音も無く姿を現した男に対し、アーコは咄嗟にチャカの銃口を向け、セカンドチャンスとメイビーは車の陰に隠れた。現れたのはコバ・ナオシではなかった。全身を近代的なテックスーツで包んだ男は両手を合わせ、短くアイサツした。「ドーモ、ディープサイです」

◆ディープサイ(種別:ニンジャ)  DKK:0    名声(アマクダリ):6
カラテ    6   体力   9
ニューロン  5   精神力  5
ワザマエ   7    脚力   4/UH
ジツ     2   万札   1

攻撃/射撃/機先/電脳  6/9/6/7
回避/精密/側転/発動  7/7/6/7
即応/緊急       3/1

◇装備や特記事項
 所持品:			
 装備 : 『サイ×2(カタナ×2読み替え)』
      『タクティカルヘルム』『テック・ガントレット	』
      『タクティカルスーツ』『テック・レガース』(脚力ダメージ軽減1)
サイバネ: 『▶︎生体LAN端子LV1』
 スキル: 『●連射2』
      『◉◉タツジン:サイ二刀流(二刀流読み替え)』
      『◉知識:公僕の流儀』『◉知識:ビークル』
 ジツ : 『☆ポイズンブレス・ジツLV2』

ユウジョウ:『ヘビィレイン:親密度1』

組織での立ち位置や性格:『恐怖や諦観』

備考:【成長の壁1:カラテ】取り除き済み

◆忍◆
ニンジャ名鑑#---
【ディープサイ】
 サイ二刀流を用いて敵を切り刻むニンジャ。またその呼吸は神経毒を生み出し、接近してきた相手を蝕む。
◆殺◆

「ド、ドーモ、ディープサイ=サン。セカンドチャンスです」「メ、メイビーです」セカンドチャンス、メイビーの二人も車の陰から顔を出してアイサツを行う。これは古事記にも記されたニンジャの作法であり、礼節的な強制力を持つ。それを無視できるのはアーコのような非ニンジャだけだ。

「エート、あんた、コバ・ナオシ=サンのお仲間かしら?」セカンドチャンスは依然として警戒しながらも尋ねた。「まあ、そんなとこかな……それで、そこで横たわってる奴がウインドハンドの野郎か?フロッピーは?」「それならここに……あれ?どこだ?」セカンドチャンスは手持ちのバッグを漁るが、肝心のフロッピーが見当たらない。腕組みをするディープサイの指先がとんとんと腕を叩いた。

「セカンドチャンス=サン、車にフロッピーを置きっぱなしですよ!」「あ、そういえばそうだった。ゴメンゴメン」「いいからさっさと渡してくれ」「アッ、ハイ。こちらです」メイビーは車の後部座席に置いてあったフロッピーを取り、ディープサイに手渡した。ディープサイは小型のUNIX装置を取り出し、フロッピーディスクの中身を読み込んだ。

「……アイ、確かに。よくやってくれたな。お疲れさん」ディープサイはフロッピーを懐に仕舞うと両腕を振るい、ガントレットから二振りのサイを展開させた。銀の閃光が弧を描き、一瞬遅れて鮮やかな赤がその弧をなぞった。

「エッ?」「は?」セカンドチャンスとアーコはその動きがまったく見えなかった。二人が気が付いた時、メイビーは左脇腹から右肩にかけてサイで斬り裂かれ、花弁めいた血飛沫を流し、地面に倒れていた。


◇戦闘開始

イニシアチブ
ディープサイ→アーコ→セカンドチャンス→メイビー

「テ……テメッコラナニシテゴラスッゾオラー!」BLAMBLAMBLAM!「イヤーッ!」アーコが乱射した弾丸は一発もディープサイに当たることなく、彼が振るうサイに虫めいて叩き落される。「イヤーッ!」「グワーッ!」次の瞬間には懐に潜り込んだディープサイの下段蹴りがアーコの両足をへし折っていた。ドロイドボディの破片が地面に広がり、砂塵のように渦巻いた。

「コイツ、重サイバネか?蹴った感触がおかしかったが……まあいい。あと一人だな」ディープサイはアーコの手から落ちた拳銃を蹴り飛ばし、残るセカンドチャンスへ顔を向ける。

「……!」ディープサイの無感動な視線に射竦められ、セカンドチャンスは息を呑んだ。「抵抗したり逃げたりすんなよ。面倒だからな」ディープサイがゆっくりとサイを振り上げる。サイの表面を撫でるように煌めく光がセカンドチャンスの瞳に反射し、涙めいて輝いた。

「……ゴメンナサイ。どうか命ばかりは」セカンドチャンスは突然ドゲザした。「今日起きたことは全部忘れます。報酬もいりません。よければ前後してください。ですのでどうか命だけは」「……お前、マジか」ディープサイは深く溜息を吐いた。メンポの機構が働き、彼の息に含まれる毒素が浄化された。

◇1ターン目
ディープサイ強化防御構え射撃ダメージ軽減→メイビー:
3d6>=4 = (4,5,6 :成功数:3)+3d6>=4 = (4,4,2 :成功数:2)
メイビー回避アドレナリンブースト使用: 
1d6>=3 = (3 :成功数:1) +1d6>=4 = (1 :成功数:0)
メイビー体力2

アーコ機械の身体:4d6>=4 = (1,5,4,6 :成功数:3)
ディープサイ回避:3d6>=3 = (5,3,2 :成功数:2)

セカンドチャンスカラテ:4d6>=4 = (2,1,1,3 :成功数:0)

メイビー???判定:4d6>=4 = (3,5,6,2 :成功数:2)
成功

◇2ターン目
ディープサイ強化防御構え射撃ダメージ軽減→メイビー:
3d6>=4 = (4,6,3 :成功数:2)+3d6>=4 = (6,4,5 :成功数:3)
メイビー回避:1d6>=4 = (2 :成功数:1)+1d6>=4 = (3 :成功数:0)+??????
メイビー体力0……?

戦闘中断
交渉対抗判定
セカンドチャンス『⦿交渉:卑屈』による+1、
ディープサイ: 
9d6>=4 = (3,6,1,2,2,6,6,5,3 :成功数:4) +
7d6>=4 = (1,1,3,5,3,5,5 :成功数:3)
セカンドチャンス勝利

「テメエ、メス豚ァ!ザッケンナコラー!なにこんなクソにへりくだってオラー!」「シーッ!黙ってなさいよ!今、必死こいてみんなで助かる方法考えてんでしょが!」足を砕かれて倒れたままのアーコと土下座したままのセカンドチャンスが言い争う。「こいつら面倒くせー……」

「あのな、常識で考えろよオネイ・チャン。報酬も払いたくないし、忘れてくれる保証も無いし、ついでに前後もいらないから口封じに始末しようとしてんだろうが。それが一番確実ってこと。ワカル?」「分かりません!分かりたくありません!」「ああもう、マジ面倒くせー……」ディープサイは頭痛を堪える様に額を抑えた。

「……とにかく、お前たちが死んでくれないと俺がドゲザしなくちゃいけねえんだ。そういうことだから……」ディープサイは再びサイを振り上げ、今度こそセカンドチャンスにカイシャクの一撃を振り下ろそうと一歩踏み込む。だが、その時であった。

「……ん?」地面を踏みしめた時の感触に違和感を覚え、ディープサイは片足を上げた。ついさっきアーコのドロイドボディの破片が散乱した場所が、まるで軟らかな砂場のようになっている。ここに足を取られかけたのだ。

「……?」ディープサイは周囲を見渡す。コンクリートで造られた地下駐車場に、いつの間にか鮮やかな緑が生い茂っている。まるでカチグミ屋敷のガーデンのように。庭園の中央には水を湛えた池、そのすぐ傍には名前も知らない赤い花々が咲き乱れる花壇がある。

 いや、待て。この緑はさっきまでただの照明の色だったはずだ。池があった場所には雨で濡れた車があって、足元にあったのは砂場ではなくサイバネの破片で…………では、あの赤い花壇は?あそこにあったのは、確か……。

メイビー ゲン・ジツによる回避ダイスボーナス: 1d6>=4 = (4 :成功数:1)

「ゲン・ジツか!?クソッタレ!コシャクな真似を!」ディープサイは素早く移動し、花壇の赤い花々をサイで撫で斬りにする!手応え無し!幻も解除されない!「お、おのれ!面倒な……!イヤーッ!」SLASH!SLASH!SLAAASH!ディープサイは目についたものを手当たり次第に斬りまくる!だがやはり幻影のガーデンから脱出することは叶わない!

「……な、なにしてんのコイツ?急に暴れ回って……何か吸ったの?」「俺が知るか」その様をセカンドチャンスとアーコは奇異の目で眺めていた。彼女たちにしてみれば、ディープサイがいきなり訳の分からないことを喚きながら暴れているようにしか見えないのだ。

「と、こうしちゃいられない!逃げるわよアーコ=サン!」セカンドチャンスは地面に倒れているアーコを、そして血溜まりから少し離れた位置で僅かに胸を上下させていたメイビーを拾い上げ、今も暴れるディープサイから距離を取る。「オイ!車から離れてくぞ!」「いいのよ!目的はコイツ!」

 セカンドチャンスが向かった先にあったものは「起きろッコラー!」「グワーッ!?」縛られて気絶していたウインドハンド!頭部を蹴られた衝撃で目を覚ます!「な、な、なんだこれは!?何が起きた!ここはどこだ!」「ウルセー!時間が無い!私の目を見ろ!」セカンドチャンスの瞳が強烈な妖光を放つ!ゼゲン・ジツ!

セカンドチャンス
ゼゲン・ジツ: 5d6>=2 = (4,6,1,6,4 :成功数:4)
セカンドチャンス、ウインドハンドニューロン+ジツ対抗判定: 
5d6>=4 = (1,1,4,4,5 :成功数:3) +
2d6>=4 = (5,3 :成功数:1)
セカンドチャンス勝利

「アイエッ」ウインドハンドの眼がどろりと濁り、その表情が白痴めいて蕩けた。「あんた、さっきの消えるやつ出来る?私たち全員をここから逃がすのよ!」「アー……逃げる……分かりました。でもその前に拘束を解いて」「アーッ!解いてやるからさっさとしろーッ!」セカンドチャンスはクナイで乱暴に縄を千切る!

「ムーン……ムムム……」ウインドハンドは両腕をマントラめいて動かし、ミスティック・サインを刻む!「急げ!急げ!急ぎなさいよ!」セカンドチャンスはその場で小刻みに何度も跳ねる!「そこかーッ!」だがディープサイがセカンドチャンスたちのすぐ後ろ!

「アーッ!モウダメダーッ!」「イヤーッ!」銀色のサイがセカンドチャンスの脳天をかち割る、そのコンマ2秒前!「イヤーッ!」ウインドハンドのジツが発動し、セカンドチャンスたちとウインドハンドはまるで煙のようにその姿を掻き消した!

「ヌウッ」ディープサイはたたらを踏み、転倒をこらえた。彼は再び周囲を見渡す。ヨロシグリーン色の照明に満ちたコンクリートの駐車場。中央には濡れた無人の車。その近くにはサイバネの破片と、床に広がる血痕。ディープサイは息を整え、深呼吸する。吐いた息をメンポが浄化し、無毒化した。

「ああ、クソ。マジでドゲザしなきゃならねえじゃねえか。クソッタレ」ディープサイはガントレットにサイを収納し、頭を乱暴に掻いた。彼はセカンドチャンスたちが乗り捨てていった車に視線を向けると運転席に乗り込み、そのままエンジンをかけて車を発進させる。

「フロッピー取り返しただけで満足してくれねえかなー……面倒くせー……」ディープサイは螺旋スロープを上りながら希望的観測を口にする。車が地上に出た瞬間、彼を咎めるように暴風と豪雨が車のフロントガラスを叩いた。ディープサイは本日何度目かの溜息を吐き、メンポの機構を作動させた。

◆報酬

A判定として扱う。【万札:10】GET
合計で【万札:28】GET。
一人当たり【万札:9】【名声:1】【余暇:4日】GET。
残った【万札:1】はハッキングを成功させたアーコのものとする。

◆後書き

 ということで『騙して悪いが』案件のビズでした。ネオサイタマならこういうこともあります。

 ウインドハンド=サンは実は元ザイバツニンジャということになっていました。いろいろあって組織から捨てられたんですね。カワイソ!これから頑張って幸せを掴んでほしいものです。生きていればの話ですが。

 ビズを終え余暇を過ごした3人娘のステータスはこちら!

◆セカンドチャンス:(種別:ニンジャ)  DKK:0    名声(フリーランス):4
カラテ    4    体力  5
ニューロン  2    精神力 2
ワザマエ   6    脚力  3/H(ムチ装備時)
ジツ     3    万札  31

攻撃/射撃/機先/電脳  4/7/3/3
回避/精密/側転/発動  6/7/6/6
即応/緊急       4/0

◆装備や特記事項
 所持品 :『オーガニック・スシ』
 武器  :『ブルウィップ(ムチ)』
 スキル :『◉魅了』(『△おそるべき美貌』『△催眠性バイオフェロモン』により判定ダイス+3)
      『●交渉:誘惑』『◉交渉:共感』『◉交渉:欺き』『◉交渉:卑屈』
 装備  :『家族の写真:【精神力】+1』
 サイバネ:『▲▲スマート・バイオサイバネLV1』
      『△おそるべき美貌』(交渉判定ダイス+2)『△催眠性バイオフェロモン』
 ジツ  :『☆ゼゲン・ジツLV3』

ユウジョウ:『ザクロ:1』

◆忍◆
ニンジャ名鑑#---
【セカンドチャンス】
 ネオカブキチョに居を構えるニンジャ。ゼゲン・ジツの使い手。ヤクザ抗争に巻き込まれて家族を失った際にニンジャになった。不当な暴力で無辜の民を苦しめるヤクザやニンジャを嫌悪しているが、自分がニンジャの力を振るうことに忌避感は無い。
◆殺◆

 壁越えも出来ないので余暇中はずっとシノギ判定を行い、ブラックマーケットでムチを購入しました。ニチョームでそういう仕事もしてるんでしょうね。これでリーチが伸びます。


◆メイビー:(種別:ニンジャ)  DKK:0    名声(フリーランス):4
カラテ    2    体力  2
ニューロン  3    精神力 3
ワザマエ   3    脚力  3/E
ジツ     3    万札  2

攻撃/射撃/機先/電脳  2/2/3/3
回避/精密/側転/発動  3/3/3/6
即応/緊急       4/0

◆装備や特記事項
 所持品 :
 スキル :『◉常人の三倍の脚力』
      『◉知識:歓楽街エリア』
      
 装備  :『ウイルス入りフロッピー』
 サイバネ:
 ジツ  :『☆ゲン・ジツLV3』

ユウジョウ:『ザクロ:1』

◆忍◆
ニンジャ名鑑#---
【メイビー】
 特定の組織には所属していないニンジャ。カラテはどうしようもなく低い。主にネオカブキチョでのオイランビジネスや、同僚であるセカンドチャンスのビズを手伝い生計を立てている。そのジツはもっぱら戦闘を回避するために使用される。
◆殺◆

 カラテ以外のステータスを全体的にアップ。だいぶ安定感のあるステータスになりました。今回でジツを『☆ゲン・ジツLV3』で確定したことで体力と精神力が減ってしまいましたが、まあなんとかなるでしょう。


◆アーコ (種別:戦闘兵器)  DKK:-    名声(フリーランス):4
カラテ    4  体力   6
ニューロン  4  精神力  4
ワザマエ   4  脚力   3/N
ジツ     -   万札   3

攻撃/射撃/機先/電脳  4/6/5/6
回避/精密/側転/発動  5/5/5/-

◆装備や特記事項
 所持品 :
 武器  :『機械の体』『マシンガン』
 スキル :『●ウキヨ(回避難易度【HARD】で回避可能)』『◉捨て身の警護』
      『◉重サイバネ化』『◉連続側転』
      『◉知識:オイランドロイド』
      『○特殊生い立ち:ウキヨ』
 装備  :
 サイバネ:『▶︎生体LAN端子Lv1』『▶︎サイバネアイLV1』『▶︎ヒキャクLV1』

『◉捨て身の警護』:
 1ターン中何度でも使用できるが、警護対象にできるのはマップ配置時に決めた対象1人のみである。
 警護対象と隣接状態にある場合、ドロイドは警護対象が受けたダメージを肩代わりできる。
 警護対象が『回避判定』を行える場合、肩代わりは『回避判定』前に宣言しなければならない。
 また肩代わりを宣言する場合、そのダメージに対しては、いかなる『回避判定』も行えなくなる。
 強制移動を伴うようなダメージを肩代わりした場合、警護対象のマスを起点として強制移動させる。
 警護対象と自分が範囲攻撃などに巻き込まれている場合、肩代わり時は両方のダメージを合算する。
 時間差を含む連続攻撃や射撃の途中でドロイドが破壊された場合、残りの攻撃や射撃は肩代わりできない。
 この場合特例として、警護対象は残りの攻撃や射撃に対し(可能ならば)『回避判定』を行ってもよい。

◆忍◆ニンジャ名鑑#---
【アーコ】 
 ある日突然自我に目覚め、自由を求めてヤクザクランから脱走した女オイランドロイド。 外観は人間の女性とほとんど見分けがつかない。自我を得た環境が環境だったためか、粗暴で荒事慣れしている。
◆殺◆

 チャカガンをマシンガンに買い替え、シノギ判定をひたすらやりました。後はヤクザらしく刃物が欲しいでしょうか。


 それではここまで読んで下さってありがとうございました!