海外人材を目指すあなたに!海外出張のコツ
あなたは海外出張の際にどのような工夫をしていますか?
海外出張は道中のトラブルを極力回避することが重要です。また、実りある出張にするための準備も欠かせません。
今回はあなたが海外出張を効果的に行うためのポイントをご紹介します!
荷物は極力預けない
基本的に荷物は全て機内持ち込みに収まる範囲にしてください。これは以下2つの観点から重要です:
到着後の移動がスムーズ
ロストバゲージリスクの回避
空港を出るまでの時間を最短に
預けた手荷物の受け取りに着陸後20分以上は見ておく必要があります。しかし、機内持ち込みであればその待ち時間がありません。特に目上の人との同行であれば、相手を待たせないことが重要です。
着陸から空港を出るまでの時間を最短にする工夫が、手荷物を預けないことなのです。
私は新人時代、お客さんと同行する出張で相手を待たせてしまいました。預ける必要のある大きさのスーツケースを持参してしまったことによるものです。それ以来、私は極力機内持ち込みサイズのスーツケースで出張することにしています。
ロストバゲージはダメージ
また手荷物を預けた場合、それが空港に到着しないことがあります。それをロストバゲージと呼び、航空会社の責任となります。
荷物をハンドリングする際の機械の読み取りエラーなどが原因です。それによって、預けた荷物が違う便に乗せられてしまうのです。
幸い、私は出張中のロストバゲージの経験はありません。しかし、ロストバゲージとなった場合、あなたの着替え等が当面使えないことになります。
ただでさえ忙しい出張中に、荷物がなくなってしまう影響は大きいです。荷物を回収するための航空会社とのやり取りや受け取りに時間を要します。
そのようなリスクを避ける点でも、荷物は極力預けないことが重要です。
機内持ち込みサイズのスーツケースは多く売られています。私は入社2〜3年目頃に購入したRemowaを未だ使い続けています。
ぜひあなたもお気に入りの機内持ち込み用スーツケースを見つけてください。
ランニングシューズとウェアを持っていく
出張先では朝のエクササイズをしてください。その為に、ランニングシューズと最低限のウェアを持っていきましょう。
私は機内での過ごし方も考えて、ランニングシューズを履いていきます。そして、革靴はスーツケースにしまっていきます。
出張先では時差ボケが辛いですが、運動によって調節が可能です。例えば、到着日に時間があればそのままホテル内のジムで運動するのも良いです。程良く体が疲れて、夜はよく眠ることができます。
また、外を走ると出張先の都市の様子がよくわかります。そうすることで、初めての場所でもなんとなく土地勘を掴むことができるのです。
全く知らない土地よりも、少し知っている土地の方が気持ちも楽です。出張中は慣れない土地で業務を行うことになります。その緊張をほぐす意味でも、朝のストリートランはおすすめです。
しかし、日本のように治安の良くない都市もあります。まずは、一人で外を出歩いても問題がないことを確認するようにしてください。
会議録はその場、その日のうちに
海外出張では、出張報告を求められるものです。高いコストで飛行機に乗って出向くので、社内にアウトプットを示すことは重要です。
しかし、出張が終わってから報告書を書くのでは提出が遅くなります。また、記憶も曖昧になり書くのに時間を要します。
従って、報告書、議事録は会議中にでも書くようにしてください。会議中は速記を残し、後で振り返って体裁を整えるので十分です。
そうすれば、出張中にでも報告を送ることができます。そのような行動が、周囲からの信頼を集めるのです。
そもそも、報告自体にそれ程大きな意味はないこともあります。それでも、出張の成果を社内にアウトプットすることが大切です。
周囲はあなたがコストをかけて海外に出かけているのを見ているものです。迅速なアウトプットによって、周囲からの関心に応えてください。
その行動を積み重ねれば、あなたが海外出張に行くことに誰も文句を言わなくなります。
結論
海外出張では荷物を預けることは避けてください。極力機内持ち込みに収まる量の荷物を持っていくのです。それによって、移動がスムーズになり、ロストバゲージを避けられます。
また、出張中は朝のランニングがおすすめです。体調管理、精神面のケアいずれにも良い効果が得られます。
そして、出張の成果報告は迅速に行なってください。中身が薄くても良いのです。出張報告はスピード重視で済ませてください。