総合商社を目指すあなたに!商社飲み会の実態
あなたは総合商社での仕事に興味がありますか?
商社は高収益で社員の待遇も恵まれた環境です。一方で、飲み会文化に不安を感じることもあるでしょう。
私は新卒から10年ほど大手総合商社に在籍していました。経験を基に、商社における飲み会の実態をご紹介します!
飲み会は強制参加?
答えはノーです。過去色々な事案を経て、商社のコンプライアンス体制は強固なものになっています。
あらゆるハラスメントに対して、予防のための研修をしています。そして、ハラスメントがあれば厳正に対処されます。
従って、お酒を飲みたくない人を無理やり誘うことなどリスクでしかありません。そのような無駄なリスクを取る人は、大手総合商社にはいないと言えます。
一方で、お酒の場でのコミュニケーションを楽しめる人が商社に多いのも事実です。そもそも、面接ではコミュニケーションなどのソフトスキルが必要条件です。
そのような集団なので、自然と飲む機会は多くなります。
従って、飲み会参加は必須ではないです。一方で、それを楽しめる人の方が商社という環境に向いていると言えます。
飲み会の幹事スキルは基本動作の一つ
私が勤めていた商社では社会人の基礎スキルを「基本動作」と呼んでいました。文書の書き方、電話の取り方、名刺の交換の仕方などのスキルです。
これらは社会人の基本ですが、それができないと結局何もできません。そういう意味で、「基本動作」は新人教育でとても重んじられていました。
そして、飲み会の幹事業もその基本動作の一つです。幹事業には色々なタスクが含まれます:
人数や主賓の好みを踏まえた場所の選定
予算のマネージ
事前の案内配信
当日の誘導、席次
司会進行
お会計の立て替え、精算
新人の頃はただでさえ業務がままなりません。それに加えてこの幹事業をこなすのは中々大変です。
しかし、回数を重ねることでそれが自然とできるようになります。慣れるまでに叱られることはあると思います。私も覚えられないくらいダメ出しをされてきました。
それを経て一通り幹事スキルが身についてきます。
会食は取引先との関係構築でも未だに活用されます。今は若い人の間で飲み会離れが進んでいると言われます。しかし、そのような時だからこそ、重宝されるスキルとも言えます。
若手でしっかりと幹事をできる人がいなければ、あなたにとってのチャンスです。幹事を引き受けることで、多くのメリットを得ることができます。
社会人の基礎スキルを身に着ける機会としても、飲み会を活用してください。
結論
総合商社は飲み会の機会が比較的多い環境と言えます。しかし、飲み会への参加は必須ではありません。
一方で、飲み会の幹事スキルは社会人の基本動作とも言えます。幹事をできる人が少ない環境であれば、あなたのチャンスです。
あなたが積極的に幹事を引き受け、皆が楽しめる場をセットしてください。そうすれば、あなたは貴重な存在として頼りにされる確率が高まります。
次回のブログでも、引き続き幹事業の細かなポイントをご説明します。是非私のブログを参考に、あなたの社会人スキルを磨いてください。