帯状疱疹にかかってしまいました その2
帯状疱疹にかかってからおよそ10日間。いわゆる帯状疱疹としての症状がひどかったときのことを書きます。
帯状疱疹を発症してから医者にかかるまでは前の記事を。
帯状疱疹の症状がいちばん重かったのは、皮膚科にかかった翌日と翌々日だったかもしれません。
まぶたはもちろん、顔の右半分が腫れてぱんぱんになってしまいました。試合の翌日のボクサーを思い浮かべてもらえたらよいかと思います。まぶたから額、こめかみにかけての発疹も、赤みを増しています。
寝込むほどではないですが、なんとなく体もだるく、37度程度の微熱も。
いちばん痛かったのはのはなぜか右奥歯。処方されていた頓服の鎮痛剤を飲んでしのぎます。
ときどきズキッと痛むのと、頬骨のあたりが腫れて口が開けづらく、食欲はないわけではないのですが、柔らかいものしか食べられません。
蒸しパンとか、ゼリー飲料とか、スープとか、そんなものばかり食べていました。
症状がよくなってきたと感じたのは、抗ウイルス薬を飲み始めて4日目くらいから。
目の腫れがすこし引いて半分くらい開くようになりました。頬から顎にかけても腫れてはいますが、奥歯の痛みはやわらいできました。
一方で皮膚の方は、右まぶたから額、頭皮にかけて、発疹が一部膿をもったり水ぶくれになってきました。痛みはあまり強くありません。
根気よく塗り薬を塗り続けて一週間ほど経つと、皮膚の発疹も乾いて一部かさぶたになってきました。
その後皮膚の状態は、日に日によくなっていきました。水ぶくれがかさぶたになり、かさぶたが乾いてぽろりと取れて。
皮膚が状態がよくなる一方で、まぶたを中心に顔の右半分の腫れはなかなかすっきり引きませんでした。
通院や買い物は、サングラスをかけ帽子を目深に被り、人目を忍んで出かけていました。
仕事も何日か休めば大丈夫だろうと思っていたのですが、この顔ではとても人前に出られません。接客のある仕事をしているため、結局、10日間ほど休むことになりました。
友人から「ずっと家にいるのは退屈でしょう」と心配されました。でも、この一年、休業だったりステイホームだったりの生活を繰り返してきたわけですし、痛みやだるさで動けないということはなかったので、退屈というほどではなく、まあこんなものでしょう、という感じでした。
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