育児#11 子供の勉強について情報収集
将来といってもまだまだ先のことかなと思いつつも子供の受験等をどうするちらっと考えたときにこの本に出合いました。タイトルが「コスパで考える学歴攻略法」で、どんな意見を持っているのか気になりました。
書籍の情報
タイトル:コスパで考える学歴攻略法
発行:2022年11月17日
著者:藤沢数希
発行所:株式会社新潮社
感想
タイトルに書いている通り、また、章立てからしてコスパについて全力で書いてありそうだなと思いました。ますます期待が高まりました。
特に理系について書いているみたいですが、著者にどんなバイアスがかかっているか、経歴を見てみました。そうしたら、まえがきのところに丁寧に記載してありました。
ご自身が理系の出身ということで、理系が良いとアピールしたり、理系の科目について手厳しい意見があったりするかもしれないなと思いました。そこは自分の中で帳尻合わせして受け取ろうかなと思います。
私も公立中学、公立高校と進みましたが、ほとんどの家庭にとってはコストパフォーマンスがよいとあり、あ~、自分もコスパいいパターンだったのねと思います。子供にもぜひ同じ道を歩んでもらいたいなと思っています。
そのためか、ライフプランニング表にも子供の教育費を公立の小中高そして国立大学の場合の教育費としているので。
ところで、中学受験の相場を知りませんでしたが約300万円もかかるのですね。引用した部分には書いてありませんでしたが、これは小学校4~6年生の間塾に通わせた場合です。
それでも、中学受験の塾が子供に提供している便益は、親がやろうとしたらとてもできないことだから、約300万円したとしてもう安いというのが著者の主張でした。
とは言っても隣の芝は青く見えるもので、私立中高一貫校でどのくらいの成果が得られるのかも気になりました。これについて著者はこんな記載をしていました。
大学のレベルがワンランク上がる期待があるそうで。これはこれで価値があるように思いました。学歴社会が冷たくみられるようになっても、なんだかんだ完全に学歴社会ではなくなっていないですからね。
「しかし、受験勉強の適性には、明らかに遺伝的な影響もある。」とはなんとも痛いところを書かれた気がします。「言ってはいけない」で橘玲氏も同じことを書いていたと思います。
私の子供もまあまあ受験の適性はあるかなと期待したいところではありますが、引用部分に載っているような大学には・・・どうかね~なんて思いますね。行けるならば行ってほしいとは思います。
結論としては、5章にあるように、格安の公立中学からの高校受験ルートで学歴獲得競争に勝ってもらいたいなと思いました。
まとめ
「コスパで考える学歴攻略法」を読みました。結論としては、5章にあるように、格安の公立中学からの高校受験ルートで学歴獲得競争に勝ってもらいたいなと思いました。
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