本を読むのが遅い人は書かれていることをすべて記憶しようとしているから【遅読家のための読書術】【読書記録#04】
こんにちは 海川です!
みなさんは本を読むとき、どれぐらいで読み終わるでしょうか?
僕の場合、昨年頃からKindle Paperwhiteを買って読書をするようになったのですが、困ったことに一冊読み終わるのにだいたい一週間ぐらいかかるんですよね笑
そして読み終わったあとには結局何が書いてあったんだっけ…?
ってなることが多いです…悲しいことに。
そんなときに、この本を見つけました!
要約
- 読書が遅い人は、書かれている内容をすべて覚えようとして読んでいる
- 全部覚えようとしてじっくり読んでも、読み終わったあとは内容をほとんど忘れてる
- 早く読むための基本はフロー・リーディング(流し読み)
- 熟読する箇所と飛ばしても良い箇所を知る
- 1日でさっと読んで自分が惹かれた一文を紙に書き出すことで記憶に残る
遅読家のための読書の心構え
僕もそうでしたが、本を読もうとするとつい意気込んでしまい
「よっしゃ!読んでやるぞ!」
という感じで、その本に対して1回の読書だけですべて暗記してやろうという気持ちで本に接していました。
まず、本の内容を100%暗記するのは不可能です。
それに気づかずに書かれている内容を一言一句すべて読もうとして全部理解しようとすることを、本書では「熟読の呪縛」といっています。
100書かれてある中から頑張って100を得ようとせず、その本を読んで100の中から1を見つけられたらその読書は成功と言えるのではないか、と書かれています。
つまり、数百ページある文章の中から自分がいいなと思った、惹かれた一文を見つけることが大事なんだと思います。
本書ではこのような本の読み方をフロー・リーディング(内容を溜め込まない、流れるように読む)といっています。
※反対に遅読家のように内容を全部覚えようとする本の読み方をスタック・リーディング(内容を溜め込んでいく、忘れないように読む)といっています。
本の中でも大事な箇所を理解する
フロー・リーディングをするために、本の中で大事な箇所を理解しておく必要があります。
小説などの物語は別として、実用書やビジネス本には特に大事な箇所が2箇所あります。
「はじめに」などの冒頭部分と「目次」です。
冒頭部分にはつまり、その本の要約・この本は◯◯をあなたに教えるものですよということが書いています。
そしてもう一つ大事な箇所の「目次」ですが、こちらはその本の構成が書かれています。つまり、「目次」を見て自分が読みたい箇所・読むべき箇所を判断するために使います。
「はじめに」でその本が何を伝えようとしているのか、「目次」で構成を確認し、自分が必要だなと思ったところを選別しておくことが本を早くよむコツです。
そんな自分が知りたいことは書いてなさそうだな、と思ったら各章・節の最初と最後の5行だけ軽く流し読みしてもいいかと思います。
※というか、各章・節の最初と最後の5行を読めば大まかな内容は把握できるらしいです。
飛ばして読んでしまうと話の流れがわからなくなるんじゃないかと思われますが、内容のほとんどがその章・節の答えに対する著者の見解や体験談なので、その章や節で何が言いたいのかを把握するだけならすべてじっくり読む必要はないのです。
本の内容を記憶するんじゃなくて記録する
本の内容を記憶しようとしてじっくり読んでも、今まで書いてきたようなフロー・リーディングをしたとしても、1週間後、1ヶ月後、1年後には内容をほとんど忘れていると思います。
そこでおすすめなのが、その日読んだ本の内容で惹かれた一文を紙やノートに書き出すことです。
読み終わったあとに自分の中に残っている一文、こんな感じのことが書いてあったな、ぐらいでいいのでいくつか文を書いてみましょう。
そしてそのノートを定期的に読み返してみることで、その本がどんな内容だったかを思い出せます。
さらに、書き出した自分が響いた文に対してレビューを一文書いていると、「この一文を読んで、自分はこう感じたんだった…」とより内容を思い出せると思います。
フロー・リーディングをためしてみよう!
僕自身、このnoteを読書のアウトプットとして使っていることがほとんどです。今まで1冊読み終わるのに1周間かそれ以上かかってたので必然的にnoteの更新も数週間に一回の頻度でした…
もしこのフロー・リーディングに慣れれば週に5冊、1年で約250冊も本を読めるようになりますね!
僕自身、まずハードル下げて(許してください🙏)週3冊に挑戦してみようかな…なんて考えてます。
そうすればnoteの更新も今よりもっとあげられそうですね!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは!