
Week12「M-GTA」概念図をかいてみる「可視化」の難しさ
こんばんは
ウミガメおばさんです。
大学院での質的研究の講義も大詰めとなってきました。
今日の講義では、改訂版グラウンデッド・セオリー(M-GTA)の手順にそって
コード化、カテゴリー化されたものたちの関係性を図式化することを学びました。
実際の逐語録から、1次コード、2次コード、3次コードへと進めたものをもとにその関係性を図式化せよ、というワークが講義中にありました。逐語録は省きますが、手順をご紹介します。

<概念図の作り方と私の行動や感想>
1. ボックスや矢印を切り抜く (はい。プリントアウトして切り抜きま
した)
2. A4用紙横程度のスペースを用意する (はい、こたつの上に確保しまし
た)
3. 切り抜いたボックスや矢印を並べる (四苦八苦して並べてみました)
〇 理論構築
・理論とは原因と結果の関係性の説明
・ GTAは人間の行動を明らかにするためのツール
・ インタビューで得られた情報を図式化する試み
・ 原因をどこに置いて、結果をどこに置くとわかりやすいか考える
・ 奇をてらわずシンプルに
・ 人の行動に関する理論は、地域、国、⺠族、時代などが変わっても
普遍的で、一般的に当てはまるものであるはず
(先生のお話では、1人のお話を伺っただけでは、人の行動に関する理論にはならない。何十人ものデータが必要。5人以下のインタビューでは「M-GTAの手法を用いてデータを整理し、導き出される理論の可能性」という段階である、ということで、ため息の出る作業だと思いました💦)
4. 話の流れが可視化できるまで並べ替える。
(「可視化」できて初めて他者に訴えていくことができるんですね・・・)
5. 概念図の完成
先生のご提示くださった概念図がこれです。

自分が作ったものとは、かなりかけ離れていました・・・・。
おそらく
「 原因をどこに置いて、結果をどこに置くとわかりやすいか考える」という作業が甘かったのかなと・・・。
う~ん。難しい。
講義も残すところあと3回
レポート提出が12月21日
質的調査計画書の提出が1月31日
この質的調査計画書のお見本(記述例)が欲しいわたしです・・・・。
犬の持つ不思議なチカラ
特に保護犬の場合において、そのチカラは
何によって伸ばされていくのか
人と犬はどんな関係性を築いていくとお互いに幸せなのか
問いは絞るどころか膨らんでいきます。
保護犬ポピーと対人援助の臨床活動をしながら
ポピーが経験の中から、学んでチカラをつけてきたなあと実感するのですが
それを、どう他者に伝えていけばいいのか
悩ましい日々を送るウミガメおばさんでした。

今日もわたしの課題に最後までおつきあいくださり
ありがとうございました。