ウミガメおばさん

はじめまして。「保護犬との暮らし」を始めて4年。その保護犬がセラピードッグを務めてくれ…

ウミガメおばさん

はじめまして。「保護犬との暮らし」を始めて4年。その保護犬がセラピードッグを務めてくれるカウンセリングルームを立ち上げてR6年の10月で3年が経ちます。動物とヒトができるだけおだやかに暮らすための小さな試み・・・を考えながら暮らしています。臨床心理士・公認心理師です。

最近の記事

Week7 ナラティブを深く学ぶための「プレワーク」#3

おはようございます。寒い~。ウミガメおばさんです。 先生がWeek8の講義をアップしてくださる前に課題を終えねば・・・。 今日のお昼以降にアップしてくださるはずなので、気持ちだけは急いでいます。💦 Week7から質的研究の手法のひとつ「ナラティブ」を学ぶことになったのですが、「プレワーク」として3つの課題が出たことは前にも書きました。ようやく#3の課題にたどりつきました~。パチパチパチ。課題の写真や映像をここに載せられたら、わかりやすいのになあと思いますが、許可がいただけた

    • Week7 ナラティブを深く学ぶための「プレワーク」#2

      こんばんは。ウミガメおばさんです。 今週Week7から質的研究の手法のひとつ「ナラティブ」を学ぶことになったのですが、「プレワーク」として以下の#1~3、3つの課題が出たことは前にも書きました。今日は#2の課題を考えてみることにします。 (前回にも書いたのですが、念のため何をしようとしているのか説明します。)大学院でいま質的研究の手法について学んでいるのですが「ナラティブ」のプレワークとして #1 このあいだになにがあった? #2 このあいだになにがあった? #3 なに

      • Week7 ナラティブを深く学ぶための「プレワーク」#1

        こんばんは。ウミガメおばさんです。 大学院の課題がむずかしいのか、それとも担当の先生の課題の要求レベルが高いのか・・・。 今週Week7から質的研究の手法のひとつ「ナラティブ」を学ぶことになったのですが、「プレワーク」として以下の#1~3、3つの課題が出ました。 #1 このあいだになにがあった? #2 このあいだになにがあった? #3 なにがあった #1と#2はそれぞれ2枚の写真を与えられています。左に1枚 右に1枚 間に白い空白のページが用意されています。そして、課題

        • 保護犬ポピー「が」できること その2たかが、おすわり、されどおすわり

          おはようございます。(今日は朝に書いています) ウミガメおばさんです ここのところ「マスト(must)」(やらねばならないこと)や急にふってわいた使命?に追いかけられ続けています。 これは、私が自分のキャパを超えたことを、つい欲張ってやろうとしているせいだと思います。わかってはいるのですが・・・・💦 そんなわけで「ウオント(want)(やりたいこと)が日延べされいくのですが、そういうときってストレスたまっているんですよね・・・。 あ~、まずい・・・。そんなとき、私を平

        Week7 ナラティブを深く学ぶための「プレワーク」#3

          Week6講義のまとめと感想        「利益相反」に思うこと

          こんにちは (今日は昼間に書いています) ウミガメおばさんです。この名前にかなりアイデンティティを感じ始めています。(笑) Week6の授業細目は以下の通りでした。 ・倫理綱領 ・倫理審査指針 ・倫理審査申請の手続き ・研究実施に関するガイドライン   〇幼児・児童・生徒の学校などにおける研究実施に関するガイドライン   〇施設・機関などにおける研究実施に関するガイドライン ・利益相反 ・審査申請書類 倫理に反する人体実験に関する実際例は、知らないものもたくさんもありまし

          Week6講義のまとめと感想        「利益相反」に思うこと

          week5講義のまとめ「インタビューとは」

          こんばんは ウミガメおばさんです。 今日は10月19日の大学院の講義の内容をまとめておきたいと思います。 この日の内容は「インタビュー」についてでした。インタビューは「個別インタビュー」と「フォーカス・グループインタビュー」に大別されます。 インタビューの定義は「観察だけではとらえにくい現象についてのデータを会話を通じて得る方法」です。質的研究にとって大切な手法です。 インタビューのタイプは「構造化」「半構造化」「非構造化」の3つ。 どうしても「半構造化」が好まれがちで

          week5講義のまとめ「インタビューとは」

          大学院の課題は大変です。

          こんばんは ウミガメおばさんです。 このnoteを始めたきっかけは、実は大学院の課題なんです。 質的研究を志すにあたって、まず、自分と言う人間を知ることがとても大切 ・・・だから・・・ 「ブログ」という形態で、できるだけ毎日文章をに書くようにと。 そうすれば、日々の自分が何を考えているか、どんな価値観をもっているか 気づくことができると。 やってみて確かにそうだと思っています。 ぼんやりと思っていたことが、すこしはっきりしてくる気がします。 が、なんと、今回、書く内容(

          大学院の課題は大変です。

          保護犬ポピー「が」できること    その1 保護犬ポピーの隠し技

          こんばんは ウミガメおばさんです。 ポピーがうちの子になってもう4年が経ちます。 せっかくnoteを始めたので、 ポピーについて記録しておきたくなりました。 ポピーが山の中に遺棄されていて 保健所に収容されたのちに、動物団体さんに保護されたことは 前にも書きました。 わたしは、その動物団体さんにボランティアとして参加していて ポピーに出逢いました。やってきたのは、2020年の秋でした。 「怖がり」は並外れていました。 ちょっとした物音でもケージや机の下からしばらく出てき

          保護犬ポピー「が」できること    その1 保護犬ポピーの隠し技

          犬のほめかた

          こんばんは ウミガメおばさんです。 愛犬家の皆さんは、どんな風に犬をほめていますか。 (ほめかたも叱り方も、真剣に考えだすと深いです) 最近は、「ほめて伸ばす」という考え方が主流ですが・・・。 「ほめる」ことについて、「ドッグライフカウンセラー」という肩書で 本を出版されている三浦健太さんが 『犬が伝えたかったこと』という本の中で 書いていらっしゃったことが印象に残りました。(P224 ~225) 箇条書きにしてみます。 ・ほめるときに、愛犬の体に触ることが多いが、その

          保護犬のチカラ

          こんばんは ウミガメおばさんです。この名称気に入っています。(笑) うちのカウンセリングルームで、セラピードッグ兼所長を務めてくれている 元保護犬(名前はポピーといいます)の「不思議なチカラ」についてすこしお話しさせてください。 彼女を臨床活動に参加させるのには、すこしばかり不安がありました。なぜなら、彼女は「怖がり」で「人見知り」だからです。 皆さんは、「アニマルセラピー」や「ドッグセラピー」ときくと、元気いっぱいのわんこが、わふわふっとやってきて、ぺろぺろと手やら顔

          保護犬預かり

          9月の半ば過ぎから保護犬を預かっていました。いま、うちのカウンセリングルームの「セラピードッグ兼所長」を務めるわんこが暮らしていたた動物団体さんのところの保護犬です。(上の写真のわんこではありません) うちのわんこのためにも、もう1頭飼えたらいいなという想いをずっと持っていまして、この先住犬と相性がいい子であったら引き取りたい、という気持ちもあってのお預かりでした。 それで相性は・・と言いますと 初日・・お互いに匂いを嗅ぎ合う 2日目・・お散歩には仲良く行ける と、ここま

          ドキッとする言葉たち10月4日編

          自分が「研究」なるものに興味を持ちだしてから、無味乾燥なものだと思い込んでいた文章たちの中に、え?とか、これって・・・と思うものが増えた気がしています。 9月24日に書いたのは、上の画像にあげている『ナースのための質的研究入門ー研究方法から論文作成までー』という本からの「ドキッとする言葉たち」でした。今回もこの本からの言葉を紹介したいと思っています。 これは、いま受けている大学院の講義のテキストです。講義が進むにつれ、このテキストも読み進めていくことになると思います。そし

          ドキッとする言葉たち10月4日編

          保護犬

          「保護犬」 その名の通り、保護された犬のこと では「保護」されなければならなかった事情ってなんなのでしょう。 うちにいる、もと「保護犬」は兄弟犬4頭とともに 山の中に遺棄されていたのを保健所が収容し、 その後、とある動物保護団体が引き取りました。 うちの子の場合は「遺棄」されていたのです。 その保護団体で、スタッフとボランティアが 食事を与え、散歩をし、施設内での排せつ方法を教え、 シャンプーや爪切りをし、たくさんの気持ちを注ぎながら トレーニングを重ねた結果、他の犬や人

          ドキッとする言葉たち9月24日版

          講義のテキスト『ナースのための質的研究入門-研究方法から論文作成までー第2版』を読んでいたら、ドキッとする言葉や文章に出逢ったので、忘れないように書き留めておきます。 1 序文の<この本の使い方>に次の文言が。 「学生の皆さんは本書を最初から最後まで通して読む必要はありません」え?なんですって?ここだけは読みましょう、という箇所の提示と、選んだ研究方法に関する章を読めばいい、と。なんとも寛容な・・。さらに、どこかでも耳にした言葉が書き添えられていました。「皆さん、どうぞ研究

          ドキッとする言葉たち9月24日版

          研究って・・・

           研究って、どなたかがしてくださった、その努力の恩恵を受けるものだと思っておりました。  それがひょんなことから20年近く前に「臨床心理学を学びに、大学院に行く」と心に決め、涙なくしては語れないドラマ(統計がわからなくて、統計が得意な人に美味しいものを届けて教えてもらった・・とか、3日徹夜で作ったエクセルの図表がなぜか消えてしまった?とか・・・💦)を経て、修士論文を書き上げたんですから、確かにあのときは「研究」をしていたはずなんです。  しかしながら、現場(職場)へ帰って