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【心理学】人生を変えたいけれど 何から手をつけて良いのかわからなかった

このままでは、離婚してしまう。
それだけは、わかっていました。

1)母親は、子供のために自分を犠牲にすることが正解。
2)父親は、会社の人間関係に心と体を蝕まれながら家族のためにお金を持ち帰ることが正解。
3)お金を貯めたら幸せになれる。

私たち夫婦は、よく似た家庭に育ったので、この3つを信じていました。
そして、何の疑問も感じず、結婚して10年が過ぎました。

当時38歳。

次男の重度のアトピーが中医学鍼灸師によってみるみるきれいな肌に戻っていく。

顔中血だらけ汁だらけの生後5ヶ月の次男を抱きながら、何度マンションのベランダから飛び降りようと思ったか。
次男の赤ちゃんの時の写真はほとんど残っていません。

長くて暗いトンネルの中は、前に進んでいるのか、同じ所をぐるぐる回っているのかもわかりませんでした。

その日常が、中医学鍼灸師との出会いで、事態は激変しました。

心に余裕が生まれ、まずは、自分の体を治すことに専念。

私が、今一番望むこと…。
子供達から離れ、1人で眠ること。

この10年、1人で眠ったことはありませんでした。
3回の妊娠、子育て、1年半ずつの授乳。

しかし、2LDKマンションは、別々に眠れる部屋もなく。
できないではなく、できる方法を考えよう。

その日、隣に座った人に初対面のセミナー参加者に、これまでの経緯を相談しました。

すると彼女から
「物置にしている部屋を片付けなさい」
とアドバイス。

家に帰るなり、45Lのゴミ袋12個に、洋服、おもちゃ、記念品、思い出の品々。
全てをゴミ袋にブチ込み、マンションのゴミ置き場に持って行きました。

心配そうに私を見守る長女、当時7歳。
親の離婚危機を察しているかのようでした。

会社から帰った夫に、
「今日から私だけこの部屋で寝るから」

離婚を何とか回避したい夫は、黙って子供達と寝ました。
3人の子供達は、全てを察して、何も聞かず夫と寝ました。

10年ぶりの睡眠。
睡眠不足がこれほど心と体を蝕むなんて考えてもいませんでした。

人生を変えるために何からすれば良いかわかりませんでしたが、
誰かに導かれるように、次男を保育所に預け、鍼灸治療、岩盤浴、断捨離、睡眠確保を実行。

生きていると自分では解決できない事に出会います。
その時は、誰かの導きを心静かにまち、素直に行動すること。

素直に行動するには、心の鎧(マインドブロック)を脱ぐ必要があります。
強い心を手に入れたら、鎧は必要なくなります。

鎧がない方が、早く遠くへ行くことができるのです。








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カワモト中医学薬剤師 【イマナカ健二中国医学協会】薬膳土曜クラス担当
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