【中医学】9月から流行が始まるRS感染症
最近の検査キットは、とても便利になりましたね。
インフルエンザウイルスA型・B型とRSウイルスを同時に検出できる
【RSウイルス検査キットの使用するタイミング】
インフルエンザ検査のように発熱から12時間以上経過してから使用するという明確な基準はありません。
【インフルエンザ検査キットを使用するタイミング】
発熱から12時間〜24時間経過
【薬】
RSウイルス感染症に対する特効薬は現在のところありません。
インフルエンザ感染症に対する治療薬は、ゾフルーザ、イナビル、タミフルなどがあります。
・ウイルスの増殖を抑制する作用がある
・症状の軽減や罹病期間の短縮が期待できる
便利な時代ですね。
ちょっとここで医療の裏話。
厚生労働省は、小児科の過剰な感染症の検査を注意喚起しています。
なぜでしょうか？
ほとんどの自治体では、小児は1回の受診、検査、薬が上限500円で受けることができます。
患者に負担がないので、病院は、感染症の検査を勧めてきます。
しかし、RSの感染が検査キットで陽性であっても、処方する薬は同じです。
なぜか？
患者が求めるから。
保育園から発熱があったと電話がかかってきたら、仕事を途中で切り上げ、病院の予約をとり、子供を保育園に迎えにいき、病院で検査をし、隣の薬局で薬をもらう。
私もやっていたので、本当に大変でした。
赤ちゃんを連れて、ぐずる長男を病院に連れていくのは、まさに修行の境地。
待合室で大人しくしているわけがなく。
こちらもイライラするのを抑えて、菩薩の境地。
子供の体調不良は、何時間もロスになります。
あるとき、ふと思ったのです。
１）健康ビジネスのカモにされてない？
本当に検査が必要なのか？
新規の小児科病院が、生き残る手段としてやることは？
患者が求める感染症の検査をする
しかし、小児科の検査は、もちろん税金で賄われています。
しかも、検査が陽性であっても処方するのは、いつもの風邪薬。
そのため、厚生労働省からは、過剰な感染症検査を実施している病院へ注意喚起しています。
しかし、新規の小児科病院は、患者から求められる検査をする方が経営的に安定します。
不安な患者
と
経営のために検査を勧める病院
と
過剰な検査を注意喚起する行政
このようにビジネスの循環ができているのです。
さらに、ふと思ったのです。
子供が病気になる前に予防したい
２）じゃあ、どうしたらいいのか？
結論
人は、病気になる前に、部分的に冷たくなるので、マッサージやいつもより長めのお風呂、乾布摩擦など。
子供が病気になる前に、病気を治す。
中医学の言葉で言うと、陰陽が分離する。
人が健康な時は、マーブル状に熱と寒があります。
長男は、保育園の頃、月に3回病院行ってました。
薬もたくさん飲ませましたが、いつも鼻水と咳が出ていました。
下3人の兄弟は、病院へ行ったことがありません。
歯医者と心臓検診くらいです。
１）熱と寒が分離
疲れたり、食べすぎたり、緊張すると、熱と寒が分離します。
２）防御反応
熱と寒の分離が長時間続くと、菌やウイルスが体の中に入り込もうとして、熱、咳、鼻水、嘔吐、下痢で追い出そうとします。
３）薬のタイミング
発熱で菌やウイルスを追い出そうとするときに、熱を下げたり、咳を止めると体の中に菌やウイルスが、体の奥深くに入り込みやすくなります。
じゃあ、どうしたらいいのか？
薬のタイミングは、
・夜眠れない
・しんどくてぐずぐず泣く
がベストです。
注意するのは、脱水症状
感染症は、戦略・攻略が大切です。
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