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幼稚園の先生時代のあれこれ①

noteを初めて3回目の投稿になる。始める前は、文章を書きたい!って気持ちでいっぱいだったのに、いざ書くとなるとやっぱり、いろんなことを考えて、みてくれを気にしてしまう自分がいた。。。

だから、今回は私が十数年やってきた「幼稚園の先生」について、ただ私の気持ちをつらつらと書きつづることにした。私が向き合ってきた「幼稚園の先生」という職業のことを。幼少期に自分が出会った先生のことを。目指した理由を。なってみてどうだったかを。もう「幼稚園の先生」の仕事はやらないと決めた理由を。

文章力とか、見やすさとか、誰かに読んでもらいやすい記事にするとか。そんなことはとっぱらって、ただひたすらに「幼稚園の先生」をしてきた自分のことをどこかに残しておきたいだけの記事になる。
では、書いていこう。

「憧れだった幼稚園の先生」

はじめに、私が通った幼稚園の事を少し説明する。
・田舎にある私立幼稚園
・全園児数もそんなに多くなく、のびのびとした園だった(たぶん)
・通った年数は、3年間。年少組(4歳になる年の1年間)、年中組(5歳になる年の1年間)、年長組(6歳になる年の1年間)

担任の先生達。幼稚園の先生を目指すきっかけをくれた人。
・年少組のS先生(優しい表情の先生だったことをぼんやりと覚えている。)
・年中組のI先生(紙の長い先生で、当時のパーマ?ウェーブみたいなのかかってた。眼鏡をかけた優しい先生)
・年長組のA先生(前髪にカールをかけてて、バブルの時代にはやった髪型をしてた。口紅は赤。少し体格が大きくて、沢山一緒に遊んでもらった明るい先生)


私の幼稚園時代は、一言でいうと「手のかかる子」だったんじゃないかな。
年少組から入園し、3年間幼稚園には通った。
幼少期の私の性格は、とても頑固だった。嫌な事があると、てこでも動かない、やらない。それで、けんかっぱやい。男の子ともよく喧嘩してたかも・・・よく言えば、明るくて活発。

幼稚園時代の武勇伝

破天荒な幼少期に残した武勇伝がある。

年中組のお遊戯会(歌や踊り、劇を保護者に披露する)でのこと。私の園は地域のホールを借りて発表会をしていた。ホールはそれなりに大きくて、ステージに立つと高くて、広かった。
私は、お遊戯会当日の朝、ホールまでは両親と、ご機嫌で向かったのは覚えているが、発表の時間がせまってきたころに。

「出たくない!!やりたくない!!やだ!」と、大声で泣き叫び、手足をじたばたと大暴れ。理由は覚えていない、緊張したのかな。

舞台袖まで、連れてこられたが、スイッチが入っているのでもう誰も止められない。泣き叫ぶわ、ふてくされるわ、、、それでも、ステージ上に連れ出され、ステージの端に座り込む形で登場した。
そんな状態で、発表なんかできるわけもない。
泣き止みはしたが、わたしはまさかの行動にでてしまう。


ステージの上から、履いていた自分の上履きを脱いで、
あろうことか客席に放り投げた。

その上履きは近所のおじちゃんの頭に当たったらしい。(本当かはわからない)

発表はどうなったか覚えていない。両親からも「上履きを投げて○○さんの頭に当たった!!」ということしか聞かされてこなかった。
当時の担任のI先生は、どうしたら良いのかと、、泣いてしまっていたらしい。。。
その1年後、年長組のお遊戯会ではなんと、堂々と台詞まで言って劇遊びを完璧に行い、周囲を驚かせたらしい。
この武勇伝は、私が中学を卒業するころまで耳にする恥ずかしい話になった。

こんな私にも優しく接してくれる先生達のことが大好きで、「こんな先生みたくなりたい!」と志すきっかけをもらったのだ。先生たちには感謝しかない。


「進路決定」

高校3年生の時には、憧れていた幼稚園の先生になる夢も薄れて、何になりたいかわからなかった。ただ、卒業後は実家をでて一人暮らしをしたいと思ってた。それが、できる可能な進路先がこれしかなかった。これしか知らなかったのか。
幼稚園教諭と保育士の資格が卒業と同時に取得できる、専門学校の夜間部に入学することを決める。
昼間働き、夜学校に通う生活が始まった。昼間の働き先は、自分が通う専門学校の付属幼稚園。学生なのでアシスタントとして働く。
ここから、私の幼稚園の先生人生が始まってしまう。

「幼稚園の先生になる」

学生でアシスタントであっても、子ども達からは先生と呼ばれて、職員の一人となる。当時は先生って呼ばれて、なんか違和感あったな。アシスタントとして働いた園は、色々と凄く厳しくて、お茶の入れ方や挨拶の仕方から指導された。そして、「女性の社会、すごっ。こわ」と、知る機会になった。学校を卒業後は、この幼稚園の姉妹園(母体が同じ園のこと)で数年働くことになる。私の先生の基礎的なものは、ここの園が基準となり培われたもの
となる。

今回はここまでにして、次の記事で「先生になってみて」と、もう「幼稚園の先生」の仕事はやらないと決めた理由を。書きつづる。
読んでくれてありがとうございました。


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