サビ研2105:蠍座アレハンドロ・ホドロフスキーと息子たち
サビ研の深堀講座でsugarさんが蠍座30度について「あってはならないことを起こしていくドラマセラピー」とおっしゃっていたのを聞いて、思い浮かべたのが昨年公開されたアレハンドロ・ホドロフスキーの「サイコマジック」。
そして、こちらは彼の若き日を自伝的に描いた「エンドレス・ポエトリー」。
この映画のラストシーンで死者に囲まれ踊る姿は、まさに蠍座30度の「ハロウィンの悪ふざけ」を思わせるようなところがあります。
そんなホド監督のサビアンシンボルは?
ホドロフスキーといえばタロット占いをすることでも知られていますが、映画をつうじて、関わる人すべてを巻き込み人々の意識に変容を起こしていくスタイルは、まさに「さなぎから出てくる蝶」というシンボルを体現しているかのよう。
しかし残念ながら、ネイタルチャートではドラゴンヘッドが蠍座なくらい(それはそれですごくなっとく。ほかにも突っ込みたいところだらけですがこのたびは蠍座の歌会ということで自粛)。サビ研のネタにピッタリ!と思ったのに残念。。。といったんあきらめたものの、彼の映画に登場している息子たち2人は?とダメ元で調べたところ・・・ビンゴ!!でした。
2人とも、蠍だらけです。
とくに「エンドレス・ポエトリー」で若き日のホド監督を演じた次男のアダン・ホドロフスキーさんは水星がどんぴしゃりの蠍座30度(やったー!)。
さらに太陽も蠍座6度で、「未知との遭遇」ということでいえば、1970年代に企画していたもののお蔵入りになってしまったホド監督の「DUNE」という映画を思わせます(こちらの映画はアイディアと構想と予算規模が途方もなくなり製作途中で空中分解してしまい、その後ハリウッドがアイディアだけ盗んだというようなことも言われている)。
長男のブロンティス・ホドロフスキーさんも太陽は蠍座4度。
彼も子どもの頃から父親の映画に出演していて、彼にとって役者業とはすなわち「宗教的祈祷儀式」だったのでしょう。ホド監督が一躍注目を浴びた作品「エル・トポ」(1970)なんかはまさに。
ほかにも2人とも蠍がゴロゴロあって、ホドロフスキー一家を語るだけで蠍座のなんたるかを語れてしまいそうなほど。
卵が先かニワトリが先か的な話ではありますが、この息子たちがいたからこそ生まれた映画の数々だったのではとさえ思えてきます。家族として生まれる魂同士の縁というのは、いやはや本当に興味深い。
そして、最後におまけ。
今回もやってみました、牡牛1度× 蠍30度と蠍1度× 牡牛30度のたすきがけ。
こちらもいろいろ感じること多く、おもしろいです。
ありがとうございました!
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