ウェルビーイングの重要性が問われる!雇用と解雇が繰り返される「アメリカ式」は人を幸せにするのか?
アメリカでは、大手IT企業を中心に、大量のレイオフ(解雇)が続いています。
コロナ禍で、デジタル化・DXが進み、一気に大量に人を雇用しましたが、現在は景気の先行きが悪く、一気に大量に人を解雇しています。
日本では「非正規労働者」の数が「2,000万人」です。
労働人口が6,900万人なので、約30%近くが「非正規労働者」となっています。
低賃金、雇用状態の不安定さなどの問題があり、近年では
ファーストリテイリング
IKEA
スターバックス
などが、非正規労働者の「正社員化」を進めています。
雇用の不安定さは、人の心理にネガティブに働き、回って経済に悪影響になる、という研究もされています。
アメリカの景気の先行きを図る指数の一つに「ローン延滞率」というのがあります。
クレジットカード、カーローン、住宅ローンなどが、どれくらい延滞されているのか。
その数値が昨年末から、急激に悪化し、特に若者がローンが払えなくなっています。
アメリカ式の、雇用と解雇が繰り返されて、経済が新陳代謝していく、という仕組み。
景気が良ければ大量に雇用し、悪くなれば大量に解雇し。
この大きな振れ幅は、次第に人々のマインドを悪化させ、若者に影響を及ぼし、最終的には「心の豊かさ」とは、ほど遠い結果になると思います。
今「ウェルビーイング(心身と社会的な健康)」の重要性が問われています。
僕は、日本の非正規を正社員化する流れの方が、幸福度は上がると思っています。
著者名:
【可児波起:海辺の部屋CEO】
ラップミュージシャンとしてメジャーデビュー。障がい者の介護職をするラッパー「介護ラッパー」としてフジテレビで2度特集。ビジネス領域では、「デジタルマーケティング」「Webマーケティング」のスペシャリストとして「ナショナルクライアント(東証プライム)企業」で、戦略コンサルタントなどを行う。高速のキャッチアップ、PDCAで、「確実に成果を出し」続けている。
「マーケティングは『愛』である」という、「人の優しさ」を大切にしている
海辺の部屋ホームページ
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