ブリットレイルパス まとめ【2024年9月】
私は今回このチケットを利用するにあたってネットでいろいろ調べました。でも、古い情報だったり(チケットの方)、1等に乗車の方が多かったので、今回、2等に乗車した経験が誰かのお役にたつかなと思い、この記事を書くことにしました。
情報はどんどん古くなると思いますが、2024年9月時点の情報です。
今は現物チケットはなくなり、モバイルパスのみです。
ブリットレイルパスって何?お得なの?
イギリス国内のナショナルレールに乗り放題となるチケットです。
イギリス国内から買うことはできない外国人観光客向けのチケットです。
当日や前日だと間に合わない可能性があるので、少し時間に余裕をもって購入することをすすめます。
種類がいくつかあります。
イギリス国内のどのエリアで使用するか、何日使用するか、連続して使用するか、指定の日だけ使用するかなどで購入するチケットの種類が変わります。それぞれ、1等、2等の種類もあります。
連続して使う方が値段が安く設定されています。
また、普通にチケットを予約する方が安くなる場合もあるので、自分のプランと相談して決める必要があります。
ただ、直前で購入するのは基本的になかなかの値段になると思われますので、プランが固まっていない方や、いろんなところに行きたい方、鉄道利用日に飛行場に行く方(もしくは飛行場から出発になる方)はレイルパスがお得になるのではないでしょうか。
「結論」
ブリットレイルパスは外国人がお得にナショナルレールに乗ることができる切符のひとつ。旅程など人によってはかなりお得になる。
私が使ったブリットレイルパスのタイプ
ブリットレイルパス(イングランド・ウェールズ・スコットランド)
座席クラス:2等
スタンダード
利用期間:フレックス 1か月のうち2日間
値段:割引使用して日本円で2万4820円
どこで買った?
例えば、私たちはJRのチケットをJRのホームページで買うのが当然だと思っています。でもここではそうではありません。
イギリスのナショナルレールは複雑なので(様々な会社が混ざってできているとか)ナショナルレールのホームページにいけば買えるのかというとそうではないのです。
このチケットは指定の代理店が販売しているようです。
日本語でうまくアクセスできるサイトが見つからず、私は結局、Klookというサイトで購入しました。
https://s.klook.com/c/4wVWa2peX6
こちらのサイト、AI翻訳だし、日本人のレビューがあまりなくてためらいましたが、香港本社の世界でこういった商品を扱っている会社ということと紹介割引が使えるということで、ここにしました。
結果的にここで買ってよかったです。
ちなみに私の紹介IDは↓
紹介コード:4MKGVC
初めて使う方はぜひお使いください。
なんで問題ないと思ったのかは、読み進めてもらうと分かると思います。
実際の購入の手順
Klookでチケットを購入。
予約確認のメールが届く。
「予約バウチャーは予約確定後に別メールで送られます」の記載あり。
↓
1日後にKlookからバウチャーが届く。(Klookのマイページで確認したような気がする・・・)
バウチャーは英語表記。
ブリットレイルパスの公式HPを探してもらうとわかるのですが、公式の旅行代理店とみられるACPRailからのバウチャーです。公式に記載があったロゴだったので、ちゃんと代理されているとわかります。
↓
バウチャーにアクティベーションリンクのURLが記載されているので、そこにアクセスします。
(文章の形で分かりにくければ、コピーしてメモなどにはりつけるとわかりやすいかと思います)
↓
URLにアクセスして使用日の登録をします。
フレキシブルの場合は、使用日ごとに登録する必要があります。
(私はここでなぜか無料で席の指定ができました。これはちょっとなんでなのかわかりません。ちなみにこちらのサイト自動翻訳になっているのですが、なんだか日本語がおかしなことになるので、英語でも確認すれば安心です。あと別に使用する日も無料で指定できるのかなと思ったら10ドル必要だったので、それは使用前日までに直接駅に行って指定しました。駅で指定するのは無料でした)
使用日の登録ができると、QRコードと使用日が記載されたページが表示されます。このQRコードを改札にかざすだけで、当日は使用できます。
どこに保存したか忘れないように気を付けてください。
忘れても、同じURLから確認することはできます。
(ネット環境がないと見れないので注意)
スクリーンショットしたQRコードでも改札通れたと思います。
当日の使い方
当日は、スマホに保存したQRコードを駅の改札でかざすだけです。かざすだけで入れちゃうんですが、乗りたい電車の出発ホームはぎりぎりまでわからないこともあるので、確認して向かいましょう。
1回目は入れるか緊張しますが、大丈夫です。
ただ、私は1度改札に入れなかったことがあって「なんで!??」ってなりました。スタッフの人が来てくれて一緒に原因を探してくれて、私が使おうとしたQRコードが行きのものだったことがわかりました。つまり私がおっちょこちょいなだけでした。
ということで、フレックスのチケットの場合はご注意ください。
使用が終わったら消すとかしておいたらよかったかなと。
実際の使用ルートと感想など
あまり参考になるプランではないかもしれないですが…
・ロンドン・ガトウィック空港からガトウィックエキスプレスでロンドンのヴィクトリア駅まで(レイルパス使用・席指定なし・がらがら)
日本と同じように行先とホームを確認して乗れば問題なし。
大荷物の人にはありがたい荷物置き場などもあり、空いているので、レイルパス利用者にとっては便利。(検索アプリでは違うルートを提案されることもあるので注意)
★ロンドン市内の地下鉄はレイルパス使用不可(クレジットタッチが便利)
ロンドン市内を観光しつつキングクロス駅(地下鉄の駅とナショナルレールの駅がある)へ
・キングクロス駅からエジンバラのヘイマーケットまで(レイルパス使用・ネットで無料座席指定済み・LNER)
土曜日だったので11時すぎの便でしたが満席でした。席の指定できてよかったです。荷物大量で長時間席がないのはさすがにきついです・・・
あと、他の情報で緑のランプがついていたら座れるみたいな情報を見かけましたが、緑のマークなんて一度もお目にかかりませんでした。オレンジ色で「May be reserved later」という席がそれにあたるのかもしれません。車両によってもまちまちなのかもしれないです。
ただ一駅一駅が長いので、駅に到着して扉が閉まっても誰も乗ってこない場合は、その席に1駅は座っても問題ないです。そのあと来るかはわかりません。あらかじめ予約されている席は乗ってくる駅と降りる駅の記載があります。
長距離電車は、乗車したらその駅から乗った人に対して切符のチェックをしに車掌さん?がまわってきます。ブリットレイルパスのスマホ画面を見せれば大丈夫です。
席で食事してもいいので、長旅なら食べ物を持ち込むといいでしょう。
車内販売もありますが、席で注文できるのは時間によるみたいです。
LNERでは席にQRコードがついていて、そのQRコードからルートや車内販売の注文ができます。
トイレもあります。普通に利用できます。
座席の足元側にコンセントがあります。変換アダプターが必要です。
私は当初乗車した電車だと7時間ぐらいかかるルートだったので、途中の駅で降りて別の電車に乗り換えました。
グーグルマップや乗り換えアプリを使うと便利です。
ただ、乗り換えた電車は満員でした。荷物も多くて車内を移動することが難しかったので通路で立っていました。
特にそれで問題はないみたいです。
立ちでも切符の確認はされましたよ。
「パーフェクト」とか言ってくれて、基本やさしかった電車のスタッフさん。
電車を降りて駅を出る改札でもQRコードがいるので、ここでも準備を忘れずに。
帰りは同じようにヘイマーケットからキングクロス駅まで2回目のブリットレイルパスを使って乗車。平日の始発だったので空いてました。一等車で余ったパンがもらえました。(一等車に近い席だとこういうこともあるのかも!?)
ロンドン市内は地下鉄を使用(ブリットレイルパスは使用不可)。
帰りはヒースロー空港からの飛行機だったので、パディントン駅からヒースロー空港へ。
ここではヒースローエクスプレスが使えます。
ヒースロー空港はターミナルが4つあって、3の場合は1.2で降りなくてはいけないので注意。(知らなくて間違えた人)
最後に、注意事項!!
列車内でのスリ被害もあるみたいです。
特に予約が少ないときは、無賃で乗ってきたスリが眠ってる隙にカバンを盗む・・・なんてこともあるみたいなので要注意です。
大きな荷物置き場は無事でしたが、大事なものは必ず手元に、なんなら身に着けて持っておくようにするほうがよいでしょう。
荷物が少なければもっといろんな駅で降りたり自由に乗り換えできただろうし、時間があればーと、いろんな可能性に満ちたお得切符だと思います。そんな計画をたてる時間も楽しめるんじゃないでしょうか。
以上、少しでも参考になればうれしく思います😊
よい旅を!!!