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私のルーツを辿る、内側の旅①

こんにちはこんばんはおはようございます。
ハーブを育てる事で心の充足を日々感じるUMIです。このシリーズでは、私がハーブにハマったことの経緯やこれまでの人生(?)、これからの野望について綴っております。ゆるりとお付き合いくださいませ。また、同じ志の方との出会いにも期待をしております。(わくわく!)

植物育成無知識人間とは私のことだ

私は4年前からベランダの小さなスペースでハーブを育てています。
今となっては自分で土を配合してみたり、植物に合わせた水やりや環境を考えられるようになってきましたが、以前は全く知識、経験がなく、もらったミニトマトの苗を腐葉土で植え付けて、大して成長もできず、3つ実がなって終わった事にすら喜ぶという植物育成無知識人間でした。

そんな私も小さな頃には母や祖母が育てる花や野菜を見たり、一緒に収穫を楽しんでいました。実家は転勤族でしたので、定住するまではいろいろな社宅に暮らしておりました。母は植木鉢でスミレを育て、庭の省スペースにイチゴやピーマン、紫蘇を植えて居ました。庭のない社宅の時にはそれは叶いませんが、祖母の家の庭には薔薇や、茄子、きゅうりなどの夏野菜が育てられていた記憶があります。
また、祖母の手仕事エピソードには梅仕事があります。
大きな樽に梅を並べる手伝いをしたのは、とても新鮮で楽しい思い出です。

ハーブとの意外な出会い?

植物育成無知識人間の私がなぜハーブを育てるようになったのか。
きっかけはアロマテラピーでした。

私の暮らす北海道は、2018年の9月6日、地震の大きな揺れと共に電気が消えるブラックアウトが起きました。一軒家では基本的に水は使えたけれど、マンションでは水はストップした。オール電化の家庭は、火も使えない。この状態が、いつまで続くのかもわからない。不安の中、人々はそれでもなんとか日常を取り戻そうとする。信号の止まった街。ガソリンスタンドは行列。スーパーは飲み水を求める人や、電池、充電器などを買い求める行列。

水と電気を失って、何の備えもない我が家。
たまたま前日の台風の停電対策に買っていた懐中電灯とミニライトがあったのは不幸中の幸いでした。ただ元々hsp気質の私は、環境の変化や不便さに大きなストレスがかかり、心身のバランスを崩して、頭痛や不安感、不眠の症状が出てしまいました。でも、未就学児2人を抱える母親なので、子供に不安な顔を見せたくなくて色んな症状を必死で見えないようにしていました。ギリギリ強がって見せることができたのは、アロマの香りがするオイルがたまたま家にあったから。

もともと美容健康オタクな私は、ボディケアのために植物油と精油がブレンドされたオイルを持っていました。柑橘系の香りのするそのオイルを手に取り、大丈夫大丈夫と言い聞かせながら体をなでる。そうしていると不思議なことに、呼吸を思い出す。呼吸とともに香りを感じて、そして今の自分が見えて、受け止めることができた。すごく不思議でした。そして、もっとアロマテラピーについて知りたいと思いました。

目指せプロのアロマ人間!

その年の秋遅く、アロマテラピーの入門の検定を受け無事合格。
並行して、ハーブティーに使われる薬用植物にも興味を持ち始めました。
メディカルハーブ検定の教本を購入し読み始めると、たくさんの植物が登場します。
このひとつひとつに有用な成分が複数含まれている、テキストを読んで暗記するだけでは理解ができない!と、私は感じました。私は気質的に探究心が強いので、表面的なことだけではなく、より全体を見ることで理解が出来るタイプなので、ちょっと面倒くさいのです。乾燥した状態のハーブを見るだけではなく、その植物が育つ過程や花が咲く様子、その後の様子などを実際に見て感じることでその植物をより理解することができるのではないかと感じます。植物を知ると、結構そこいらを散歩するだけでも有用植物が自生していることに気がつくはず。ヨモギやオオバコ矢車草ニチニチソウ、まだまだ知識の浅い私ですが、この植物はなんだろう?と散歩して、自生する植物を調べることは健康に繋がるのではないかなと考えています。その土地にあった植物は、そこに暮らす人の体にも合うのではないか?ヨーロッパで浸透するハーブを取り入れた植物療法を参考にしながら、日本の暮らしに合った薬用植物を育て、使いこなせるようになることができれば、人生をより充実させることができるでしょう。

植物育成無知識人間のそれから

そんなこんなでハーブを育ててみたい私は、植物育成無知識人間でもありましたので、なんとか専門家に学びたいと考えます。しかしど素人なので誰も雇ってはくれないだろうと悶々としていたところ、なんとご厚意で面倒を見てくれるという方が表れまして、私はど素人ながらも、ガーデニングショップで働くこととなりました。


では今回はこの辺りで。
次回の私のルーツを辿る、内側の旅は、ガーデニングショップ修行編からスタートします。最後まで読んでいただきありがとうございます。

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umi

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