Yes or No

誰かを信じるという行為は
どこか不思議な感覚で
神秘的な何かを持っているそんな気がする

信じることで
救われたり
信じることでしか
手に入らないものもある

誰かに裏切られるという行為は
悲しみにあふれているけれど
仕方のないことなのかもしれない

私たちは
噓をつくなと言われて育てられ
人に迷惑をかけないようにと
正直なきもち、
素直な言葉がいいことだと教えられたけれど

実際はどうなのだろうと
年齢を重ねるごとに
その考えはつのる

嬉しいや楽しい以外の
当たり前に持ち合わせている
憎しみや、怒り悲しみなどの感情は
自分に嘘をついて隠さなければいけない時がたくさんある

実際は
正直に生きることのほうが難しいことであり
悲しみに満ちているのかもしれない


【23歳のルール】

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