見出し画像

人生の変わり目


近頃は、スタエフで毎日のようにコラボをさせて頂いている。そして、昨日、久しぶりにOSHO禅タロットリーディングをされているまえまきさんとお話しした。

スタエフでわたしはほとんどlive配信をしている。たかがアプリと侮るなかれ、音声配信は実に偉大だと思っている。お相手のお顔も見えていない状態で公開で話すからこそ、お相手がどんな方なのか直ぐに分かる。

ダイナミックで小さなことなど気にしていなさそうに見えるまえまきさん、実は恐ろしく配慮の方なのだ。いつか舞台監督さんが、お笑いタレントさんとお仕事をして驚かれていた。どんな球を投げても絶対に相手を不快にさせない恐るべき職業の方々だと。あの感想とよく似ている。

そのまえまきさんに春頃、公開でOSHO禅タロットをして頂き、出てきたカードで、umiさんはこれから先、人生が大きく変化するといわれた。

その時のことをわたしはクリアに覚えている。なぜかそうだろうなと思った。理由は分からない。けれど、準備は整った、そんな気がしていた。

それが、今、現実になっている。

人生には変わり目がある

女性の働き方を変えたいとクラファンを立ち上げて以降、わたしは友や知人を何人も失った。クラファンの話しをした途端、音信不通になった人がいる。はっきりと不快だといわれたりもした。

わかる。わたしだってきっと同じだろう。怪しい人になってしまったと思われたのだろう。

そんなわけで、先週は気分が落ちた。どん底だった。どうしてこんなこと始めちゃったんだろうと嫌になった。

夜、台所でこれから洗う土鍋に、お醤油の瓶を持ってどぼどぼと醤油を流し込んでいた。通りかかった夫が驚いて声を掛けた。そこでわたしは我に返った。

疲れすぎていた。

2か月余りほとんど休んでいなかった。徹夜も普通で、母の介護にも明け暮れた。介護や立ち上げた会社関係の書類が山のように積まれて、それだけでストレスも半端なかった。

なんだか身も心もボロボロだった。


その翌朝、スタエフをぼんやりと聞いていた。女性の働き方を変えたいというわたしの活動を、もう見てられない!と飛んで来て下さった方の配信だった。

最初にお会いして、その人が大好きになった。

そして、もう大丈夫、このプロジェクトは彼女がいればやっていけると安心した。きっとこの方とはこれから先もずっとお付き合いしていくだろうと思った。

その人の配信を聞いていた。

人の人生なんてわからない。

その優しい人が、どれほどの苦しみを超えてこられた方なのか、その朝わたしは知った。

嗚咽が止まらなくなった。こんな悲しいことが人の人生に起こるだなんて、あの優しい人にこんな人生があっただなんてと体が震えてどうすることもできなかった。

夫が何事かと起きてきて、娘も驚いて起きてきた。それでもわたしは嗚咽を止めることが出来なかった。体が震えてどうしようもなかった。体が痛くなった。痛くなっても嗚咽を止めることが出来なかった。わたしは身をよじりながら泣き続けた。

誰かを助けたいと思って始めた活動だった。とんでもない。この活動をはじめてわたしは知った。ご苦労をされて、そこから自力でなんとか抜け出してこられた方がどれだけお優しいか。そこには一ミリの駆け引きもない。本物なのだ。

凹んでいた小さな自分。目が覚めた。人の為にだなんておこがましい。わたしは自分のためにこの活動を始めたのだ。いつだって、これってオカシクナイ?と世の中に不満があった。だからやめられなかったのだ。それは人の為じゃない。自分のためなのだ。だから、わたしが頭を下げることは普通のことで、それでご縁が切れることだって普通のことなのだ。

人生の変わり目なのだ。

わたしは彼女とこれからもずっと歩いていきたいと思う。

わたしはこれまで好きでもない人とずるずるとお付き合いしてきた。義理のお付き合いだって随分沢山あった。この変わり目で、わたしは人生の棚卸をしている。どう生きてきたのか、よく分かった。これからどう生きていけばいいのか、少しわかった。

だからこの活動をはじめて良かった。

そして、昨日は、わたしの人生の変わり目に何度となくお会いしてきた方と4年振りにお会いすることができた。わたしにSNSで書いて下さい、SNSになら、必ずumiさんの文章を読みたい人がいますからといって下さった出版社の方だ。

その方もまたお優しい。その方が、わたしのはじめた活動を喜んでくださった。

そして、この不器用なオーナーが操縦するこのプロジェクトは悪くないといって下さった。

良かった。

クラファンはこのプロジェクトの初仕事だ。なにをいわれたって進んでいくしかない。わたしがプロジェクトオーナーなのだから。

そして、わたしは今、ちょっとだけ清々しい気分だ。助けてくださいといえるようになった。以前より少しだけ強くなった。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※ハイキャリアではない女性の働き方を変えたいとクラファンを立ち上げています。よかったら、ご支援宜しくお願い致します。



※スタエフでもお話ししています。

いいなと思ったら応援しよう!