
知らないことばかりの道を歩く
人生、知ったつもりになってはいけない。
まだまだ知らないことばかりだと思った方がいい。
わたしは今、日々そんなことを思っている。
わたしにとってクラファンはきっと半分以上が試練なのかもしれない。時に折れる。折れて投げ出したくなる。けれど、投げ出せない。だから試練なのだ。
今日から本格的に、クラファンのお願いを知人にすることにした。けれど、わたしにだって想像力はある。きっと、がっかりされるだろうなと思う。久しぶりにコンタクトをとってきた知人にクラファンの話しをされるのだ。
という大人の予想を何度も咀嚼した上で、今日は複数の方に電話した。結果はトントンだった。身を乗り出して私の活動の話しを聞いてくれた人がいたけれど、あわてて「今外なので」と切られた人もいた。
まずもって、人に電話など掛けないタイプのわたしにとっては幾つものハードルを越えての行動だった。しかも、そんなことがあるだろうと織り込み済みでもあった。それなのに、人間ってやつはどうしようもない生き物で、頭で分かっても、心が折れる。
じゃあ、止めておこうかと思うっても、わたしはプロジェクトオーナーなのだ。残り25日間、動いていくしかない。
けれど、やっぱり折れる、ものの見事にポッキリ折れる笑。
それでも、今はきっとタイミングが合っているのだろう。そんなことだって超えていけそうな気がしている。
理由は自分でも分かっている。営業の人はいつもこんな気持ちを味わっているのだろうな、という先にあるのは、稼げない女性はきっとこれ以上に辛い思いを何度もされているだろうなということ。
わたしは、女性が稼げる社会を作りたい。実に普通のことだ。あまりに普通の意見過ぎて、誰も気に留めない。だいたい、古くて新しい問題は、誰にも刺さらないし、声をあげても誰も振り向かないことの方が多い。
けれど、やっぱりそこには深刻な問題がある。
だからわたしは決めた。諦めないと。その先に知人に電話することが加わった。
本当はもっとスマートに、サラリと動けると思っていた。けれどそうじゃなかった。泥臭く動いてお願いしていくしかない活動だったのだ。けれど、そんなこともできなくて、世の中の何が変えられるだろう。
今はそんなことを思っている。
今朝、そんな話をしてくださった方がいた。4月にクラファンを立ち上げた先輩だ。彼女はわたしの気持ちを何も言わなくても理解して下さっていることがわかった。同じ経験をされた方だ。一見華やかそうなこの活動は実に地味で厳しい。なんだか自分の本気度が神様に試されているような気さえする。
それでも、少し前に同じような経験をされた方が、本気で応援して下さっている。きっと、中には「頑張ってね」と涼しい顔で眺める人もいるはずだ。それなのに、ジタバタと動くわたしを支えて下さる方と出会えた。ありがたすぎる。
すると、先ほど、もうお一方、応援していますよという男性が現れた。スタエフでお話ししたところ、それは紛れもない本気の応援だった。
わたしは今、知らない道を歩き始めている。何をしたら正解なのかぜんぜんわからない。それでもただひたすら動いている。その途中で沢山の人に会い始めている。そして教えて頂いている。
世の中ってこんなものだなんて思わない方がいい。
まだ自分の知らないことは山ほどある。
人はこんなものだと思わない方がいい。
優しい人ならこんなにたくさんいる。
そんなことを噛みしめながらわたしはクラファン6日目を終えようとしている。
今分かったことは、わたしは人が好きだということ。
あれほど面倒くさがりだったというのに、わたしは人が好きなのだ。そして、これからどんどん素敵な人に会える気がしている。
折れている場合じゃない。
明日が楽しみだ。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
※クラファン6日目が終わろうとしています。ご支援くださった皆様ありがというございます。拡散やシェアをして頂けますと嬉しいです。宜しくお願い致します。
※スタエフでも話しています。